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【投資?コスト?】知財にお金をかける意味、ほんまにあるん?〜特許・商標・意匠が“利益につながる”瞬間とは〜

2025.06.17

こんにちは、弁理士の植田です。
中小企業やスタートアップの経営者から、よくこんなご質問をいただきます。

「特許や商標って、取ったらいくら儲かるんですか?」
「うちにはそんなに予算ないけど、出願したほうがええの?」

正直なところ、知財は“目に見える利益”になりにくい投資です。
でも──うまく活用すれば、“利益を守る”“成長を後押しする”武器になるんです。

今日は「知財とお金」について、現場視点でリアルにお伝えします。


■①「攻めの投資」としての知財


新サービス、新商品、ブランド立ち上げのときに、
「いざ勝負をかける!」というときこそ、知財は力を発揮します。

▶ せっかく良い商品でも、他社に真似されたら利益が減る
▶ 商標が他社に取られてたら、販促費が水の泡に

●特許や商標は、「差別化の根拠」や「広告投資の守り」になります


■②「守りのコスト」としての知財


「うちはそんな目立つ会社やないし…」という方でも、
気づいたらこんなリスク、起きてませんか?

▶ 商標が被っていて警告書が届いた
▶ 特許侵害で製造中止やEC停止を余儀なくされた
▶ デザインをパクられて売上が急落

●これらは、“数十万円の出願費”で防げたかもしれない損失です


■③「資産」としての知財


知財は「形のない資産」です。
でも、今は金融機関や投資家も、その価値をしっかり見ています。

▶ 商標・特許は担保・信用調査・企業価値評価の対象
▶ M&Aや事業売却時には、「知財があるかどうか」で金額が変わることも!

●製品だけでなく、知財も「売れるもの」になる時代なんです


まとめ:知財は「守る」「稼ぐ」「売れる」を支える見えない資産!


  • 知財=ただのコスト、ではない
  • 使い方次第で、損失防止・競争力アップ・資産価値の向上につながる
  • 小さな出費で、大きなトラブルを防げるかもしれない

▶ 中小企業・スタートアップこそ、「賢く守って、強く稼ぐ」知財戦略を!


●「うちの知財、価値あるんですか?」

▶ そんなご相談からでも大歓迎です!

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