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【アメリカ企業に学ぶ】特許で「儲ける」仕組みのつくり方

2025.07.05

こんにちは、弁理士の植田です。


今日は、「特許って守るためだけのもんちゃうで!」というお話をします。


🇺🇸 アメリカ企業は、特許で“攻めてる”

アメリカの企業、とくにテック系や製造業は、特許を「ビジネスの武器」として使い倒しています。

例えば…

・他社が真似できない仕組みで製品価格を維持
・特許を“ライセンス供与”して他社に使わせて収益化
・特許ポートフォリオを強化して、企業価値UP → 出資やM&Aで有利に



つまり、“知財”を「売上を増やす」「利益を残す」ために戦略的に使っているんです。


● こんな仕組み、できてますか?

① 売上を守る「囲い込み型」特許

製品やサービスの“売り”が他社に真似されないように、コア技術を特許化
→ 自社しかできない仕組みで価格競争を避ける

② 利用料を得る「使わせる型」ライセンス

技術を他社が使う場合にライセンス契約を結ぶ
→ 使わせて“お金が入る”仕組みを作る

③ 企業価値を高める「資産化」戦略

特許を定期的に棚卸し&可視化 → 投資家や金融機関に強みとしてアピール
→ 出資・M&A・融資にもプラス効果


■ 日本企業がやりがちな「守るだけ特許」



よくあるパターンは…

・「とりあえず特許は出したけど…その後使ってない」
・「社内でも内容をよく知らない」
・「更新費用だけかさんでる」



こういう特許は、言ってみれば「眠ってる資産」なんです。


● まとめ:特許は、“儲ける”ために使おう!



特許の本質は、「独占できる権利」。
だからこそ、それをどう収益に結びつけるかが勝負です。

アメリカ企業に学んで、
“守る”だけじゃなく“稼ぐ”ための特許活用、
そろそろ始めてみませんか?


📌「うちの特許、どんな活用ができる?」
📌「技術はあるけど、戦略が思いつかない…」

そんな方はお気軽にご相談ください👇

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