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【相談が遅い会社】共通する“危険なサイン”

2026.01.05

こんにちは、弁理士の植田です。

日々、さまざまな企業から知財に関するご相談をいただく中で、
「もっと早く相談してもらえたら…」と感じる場面がよくあります。

実は、相談が遅れる会社にはいくつかの共通点=“危険なサイン”があるのです。

今回は、そんな“手遅れ”になる前に気づいておきたい兆候をご紹介します。


■ サイン①「出願より先に販売日を決めている」

「来月リリースなので、特許出せますか?」
「この名前でWebサイト作ったんですけど、商標って取れますか?」

こういったご相談、実はよくあります。

でも、これは順番が逆
商品名やデザイン、技術の“中身”を外に出す前に、権利化の検討をするのが基本です。

販売日や発表日が決まってから相談されると、できることはかなり限られてしまいます。


■ サイン②「社内で“とりあえず様子見”が多い」

・「これ、出すほどの技術じゃないですよね…?」
・「まず売れてから考えます」

こういう空気が社内にある会社も、知財の初動が遅れがちです。
「出願=大企業のやること」「まだうちには早い」という思い込みが判断を鈍らせます。

でも、ベンチャーや中小企業だからこそ、小さな工夫やブランド名こそ守る価値があるのです。


■ サイン③「“誰が担当か分からない”まま進んでいる」

意外と多いのが、知財を「開発部が見るもの」「経営陣が決めるもの」と
誰も責任を持って動けない状態になっているケース。

そのまま放置され、製品は完成、広告も開始…
気づいた時には、すでに商標が他社に取られていた、なんて話も珍しくありません。

知財は“部門横断”で考えるべきテーマ。
少なくとも、経営判断として「今、何を守るべきか」は明確にしておきたいところです。


◆まとめ:早めの相談が未来を守る

知財の相談が遅れると、守れたはずの権利が守れなくなるだけでなく、
後々、大きなコストやトラブルになることもあります。

「まだ早いかな?」
「これは相談するレベルなのか…?」

そんな迷いがあっても、気軽に話してもらえることが一番の予防策です。
早めの一歩が、トラブル回避にも、事業の成長にもつながります。


気になることがあれば、ぜひ早い段階でご相談ください。
“まだ形になっていない段階”こそ、知財の出番です。

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