【成長企業ほど危ない】売上が伸びた瞬間に起きる知財トラブル
2026.01.08
こんにちは、弁理士の植田です。
「ようやく売れてきた!」「急にメディアに取り上げられた!」
そんな成長の波に乗り始めたときこそ、注意が必要なのが知財のトラブルです。
実は、知財の問題が表面化するのは“事業がうまくいき始めたとき”が多いんです。
今回は、売上が伸びたタイミングで起こりがちな知財リスクについてお話します。
■ ケース①:商標トラブル「その名前、他社が先に取っていた!」
商品やサービスの名前を考えるのは、起業初期の大事な仕事。
でも、商標登録をせずに使い始めると、大きな落とし穴があります。
たとえば──
最初は小規模に販売していて問題なかった商品が、SNSで話題になってバズったとたん、
「実はその名前、ウチが商標持ってます」と警告書が届く。
売れてから名前を変えるのはダメージが大きく、
在庫のパッケージ、Webサイト、SNSアカウント…すべて変更しないといけないことも。
■ ケース②:模倣被害「売れてるから真似された!」
次に多いのが、「デザインや技術を真似される」ケース。
とくに意匠(デザイン)や機能的な工夫(特許)を無防備にしていた場合、
類似品やコピー商品が出回り、価格競争に巻き込まれたり、信用を落とす結果になることも。
「こんなに真似されるなら、最初から守っとけばよかった…」
これは、実際に耳にする言葉です。
■ ケース③:投資・提携のタイミングで“足元”を見られる
スタートアップや中小企業が資金調達や提携を進める際にも、
知財はチェックされる項目の一つです。
「商標は取ってますか?」「特許出願は?」「共同開発の権利関係は整理されていますか?」
この時点であわてて対応しても、準備不足だとマイナス評価につながり、
ビジネスチャンスを逃すことにもなりかねません。
◆まとめ:「売れてから守る」は、間に合わない
知財は、トラブルが起きてから対応しようとすると、
コストも労力も跳ね上がります。
特に、これから成長していこうという企業こそ、
・名前(商標)
・見た目(意匠)
・仕組み(特許)
を早めに検討し、攻めと守りの土台を作っておくべきです。
「うちはまだ小さいから…」と思っていると、
成長のタイミングで思わぬ落とし穴にはまるかもしれません。
事業の種を大きく育てるためにも、早めの知財対策、おすすめします。
ご相談もお気軽にどうぞ。
📝 ご相談・お問い合わせはこちらからどうぞ!
📌 YouTubeサブチャンネル開設!
「小さな会社のための知財戦略」をテーマに、わかりやすく解説しています
▶︎ チャンネルを見る
📌 ミライエ国際特許事務所の公式YouTubeチャンネル
事務所紹介や知財に関する最新情報を配信中
▶︎ 公式チャンネルはこちら
📌 ミライエの公式Instagramでも日々の活動を発信中!
▶︎ Instagramを見る