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【士業に丸投げは危険】知財で失敗する社長の思考パターン

2026.01.12

こんにちは、弁理士の植田です。

「知財のことはよくわからんから、全部先生にお任せでお願いします!」

そう言っていただけるのはありがたい反面、
実は“丸投げ”こそが、知財で失敗する一番の原因になることもあります。

今日は、士業任せにしすぎて後悔するケースと、
社長にこそ持っておいてほしい知財の視点についてお話しします。


■ 「プロに任せてるから大丈夫」が一番危ない?

もちろん、特許や商標などの専門的な手続きは、
弁理士などの士業に依頼するのが基本です。

ただし、知財は経営に深く関わる意思決定の一部です。

・どの技術を特許にするか
・ブランド名をどう決めるか
・出願のタイミングはいつか
・将来どう使うのか、どこで競合と差別化したいのか

こういった判断は、士業だけではできません。


■ 丸投げでよくある“3つの失敗パターン”

①「言ってなかった」が後から出てくる

「実はこの技術、すでに展示会で話してました」
「もう商品名、Webで公開しちゃってます」

そんな“後出し情報”によって、
本来取れたはずの特許や商標が取れなくなることも

士業は魔法使いではありません。
正しい判断には、正しい情報提供が欠かせません。


②「とりあえず出しといて」が高コストに

目的や優先順位が決まっていないまま出願すると、

・守るべき範囲がずれている
・本当は不要な出願をしている
・将来のビジネスと合わない権利になっている

ということがよくあります。

“とりあえず”の出願は、あとでムダになりやすい。


③ 士業との連携が「報告・連絡」で終わっている

知財を強みにしている会社は、
士業と「相談」ではなく「議論」しています。

経営者の思い、事業戦略、将来の展望。
これらを伝えることで、知財が“経営の武器”になる形で整っていきます。


■ 知財は「経営者の意思」で価値が決まる

士業はあくまで“設計士”。
何を建てるか、どんな未来をつくるかは、社長の意思にかかっています。

だからこそ、

・なぜ出願するのか
・どこを守りたいのか
・どんなビジネスに育てたいのか

これを士業と共有しながら動くことで、
知財が“事業を伸ばす武器”に育っていきます。


◆まとめ:任せるけど、丸投げしない

プロに任せるのは大事です。
でも、「お任せ=無関心」では、本当に価値のある知財はつくれません。

知財を経営に活かしている会社の社長は、
決して“全部任せっぱなし”にはしていません。

ちょっとした意識の違いで、
知財の「使える・使えない」が大きく変わること、ぜひ意識してみてください。


士業と一緒に、未来を設計していきましょう。
知財に関すること、どんな小さなことでもお気軽にご相談くださいね。

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