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【手を打つなら今】“人気ワード”で商標登録できなくなる前に

2026.01.16

こんにちは、弁理士の植田です。

SNSやメディアで話題になっている“人気ワード”や“流行ネーミング”。
「これ、うちの商品にも合うかも!」と感じたことはありませんか?

でも、ちょっと待ってください。

実はそういった流行ワードこそ、早い者勝ちで商標出願されやすい領域。
後回しにしているうちに、「もう他社に取られていた…」なんてこともザラです。

今回は、人気ワードで商標登録を検討している方に向けて、
「登録できなくなる前にやるべきこと」をお伝えします。



人気ワードが“登録できない”理由

人気ワードは、以下の理由で商標登録が難しくなる可能性があります。

① 他社にすでに出願・登録されている

商標は先願主義
同じ名前、または類似の名前がすでに登録されていると、原則として後からは取れません。


② 一般名詞化・流通名化してしまう

たとえば「メルカリ」や「バルミューダ」などは、固有のブランドですが、
これが「マカロン」や「カヌレ」などの一般名詞になると、
「誰でも使う言葉」=商標登録できないという判断になります。


③ 出願の“審査中”のケースも

特許庁での審査は時間がかかります。
実は、誰かがすでに出願していて、審査待ちというパターンも多いです。


■「人気ワード」こそ早めに動くべき理由

人気ワードは、それ自体が検索性の高いキーワードになる可能性も。
それを名前に使って商標登録しておけば、

・同業他社の“便乗”を防げる
・ネーミングによる“差別化”ができる
・ECサイトなどでの表示優位性を取れる

といったメリットがあります。

しかし、それも「自分が先に出していれば」の話。


■実例:ヒット商品→出願殺到の流れ

たとえば過去には、

・「阪神優勝」
・「そだねー」
・「ゆっくり茶番劇」

のように、トレンドワードとして話題になったものが、
商標出願されたケースがあります。

出遅れた事業者が、商品を販売してから商標トラブルになる例もありました。


■ 対策:「これ使いたい」と思ったら、まず調査!

人気ワードを商標に使いたいと思ったら、
まずやるべきは“出願状況のチェック”です。

・J-PlatPat(特許庁の無料検索ツール)でざっくり調べる
・弁理士に調査・助言を依頼する

この一歩で、「そもそも使えない名前だった…」という悲劇を防げます。


■まとめ:人気ワードは“流行る前”に動く人が勝つ

ネーミングは、ビジネスの第一印象。
特に今の時代、SNSや口コミで一気に火がつくこともあります。

「いい名前が思いついた」
「流行ってる言葉に乗ってみたい」

そう思ったときこそ、商標の出願を“最優先”で検討するタイミングです。

気づいたらもう出せなくなってた…では遅い。
「今すぐ」が、いちばん早い。

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