【ついに真似された!】「対応できる会社」と「慌てる会社」の違い
2026.01.17
こんにちは、弁理士の植田です。
「うちの技術、あの会社が真似して出してるんです…」
「サービス名をパクられて、検索結果がかぶってきました…」
中小企業やスタートアップからの知財相談で、ときどき本当に起こる話です。
今回は、こうした「模倣リスク」が現実化したとき、
対応できる会社と、慌てる会社の違いについて解説します。
■模倣は“よくあること”になってきた
インターネットで商品・サービスの情報がすぐ見つかる今、
真似されるスピードも速くなっています。
しかも、悪気があるとは限らず、
・偶然の類似
・委託先の独断
・過去の社員による模倣
など、「悪意なき模倣」も増えているのが現実です。
■「対応できる会社」は、事前に仕込んでいる
トラブルが起きたとき、スムーズに対応できる会社には共通点があります。
・商標や特許で“守り”を固めている
→ 名前・構造・デザインを登録済み。証拠があるので、主張しやすい。
・ 記録を残している
→ 開発時の資料・公開日・使用開始日などが整理されており、権利化の裏付けになる。
・相談ルートが決まっている
→ 顧問弁理士や相談先が明確で、「誰に聞けばいいか」が社内で共有されている。
■「慌てる会社」は、だいたい出遅れている
一方で、トラブルが起きたときに混乱する会社には、こんな特徴が見られます。
× 出願していない(できていない)
→ 名前は長く使っているのに、商標未登録。後から出そうとしても遅い。
×ノウハウが口頭・感覚ベース
→ 特許にできそうな技術があっても、文書化されておらず「出せない」。
×対応が属人化している
→ すべて社長の頭の中。社員が動けず、トラブル時に初動が遅れる。
■「真似されたときに備えておく」は、立派な戦略です
「うちは小さい会社だし、真似されるようなものじゃない」
というのは、模倣トラブルで一番多く聞く“油断ワード”です。
むしろ、小さい会社ほど「知財で守ることのインパクト」が大きい。
出せるものは出しておくだけで、守れる範囲は格段に広がります。
■まとめ:備えている会社は、ブレない
模倣されると、感情的になってしまいがちです。
でも、そこで「出願してあるので対応します」と言える会社は、やはり強い。
万が一に備え、“攻め”ではなく“守り”の準備も整えておくこと。
それが、知財を味方にした企業の在り方です。
「これ、真似されたら困るな…」と思ったときが、行動のタイミングです。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
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