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【「特許がある」だけじゃ弱い?】“使える特許”に変える3つの工夫

2026.01.22

こんにちは。弁理士の植田です。

中小企業やスタートアップから
「うち、ちゃんと特許も取ってますよ」
といったお話をいただくことがあります。

それは本当に素晴らしいことなのですが──

実際に内容を見てみると、
「これ、どう活用するつもりなんやろ?」
と少し不安になるケースもあります。

つまり、「特許がある」=「強い会社」とは限らないということです。


■なぜ「特許があるのに強くない会社」があるのか?

理由はシンプルです。

特許は「取ること」より「どう使うか」が重要だからです。

実際、以下のようなケースはよく見かけます。

・製品と関係ない部分だけを特許にしてしまっている
・守っている範囲が狭く、真似されても止められない
・活用方針がなく、出願後は“放置状態”

これでは、せっかくの特許も“宝の持ち腐れ”になってしまいます。


■“使える特許”に変えるための3つの工夫

では、どんな工夫をすれば「活きた特許」になるのでしょうか?
3つの視点でお伝えします。


■①【自社ビジネスとセットで考える】

特許を出すとき、技術者だけで完結していませんか?

「この特許で何を守るのか?」
「その技術は、どの製品で使うのか?」

出願前からビジネス部門・経営陣と連携し、
売れるもの・利益を生むものに直結した内容にしておくことが大切です。


■②【“抜け道”を防ぐクレーム設計】

特許の文章(=請求項/クレーム)は、
たとえば「入り口だけに鍵をかけて、窓は開きっぱなし」みたいな状態になってることもあります。

競合がその“隙間”を突いてくることは日常茶飯事。

そこで、出願時には「どう逃げられそうか?」を想定し、
回り道も塞ぐような構成でカバーすることが重要です。


■③【競合への“牽制球”として使う】

特許は「訴えるため」だけのものではありません。

むしろ、競合が同じ市場に入ろうとしたときに踏みとどまらせる
「警告の看板」のような役割が大きいです。

そのためには、

・特許を広く見せる
・出願中の内容も戦略的に公開する
・業界の展示会やニュースリリースで“知財の存在感”を出す

といったアピール戦略も、知財活用のひとつです。


■まとめ|「使える特許」は、戦略でつくる

特許は、単に「出せばOK」ではありません。

出願前からビジネスとのつながりを意識し
“どう見せるか・どう使うか”まで設計しておくことで、
会社の強みをしっかり守り、差別化にもつながる武器になります。


「特許は取ったけど、ちゃんと使えてるか不安…」
「今後の製品開発に向けて、出願方針を見直したい」
そんな経営者の方は、ぜひ一度ご相談ください。

ミライエ国際特許事務所では、
出願だけでなく、“活かすための特許戦略”のご提案も行っています。

攻めにも守りにも強い、知財活用を一緒に考えていきましょう!

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