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【AI開発と特許の関係】アルゴリズムやモデルは出願できるのか?

2026.02.11

こんにちは、弁理士の植田です。

AI開発が加速する中で、「自社のAI技術を特許で守りたい」「AIの仕組みって特許になるの?」というご相談が増えてきました。
本日は、AI関連技術と特許出願の考え方について、わかりやすく解説します。


■ 結論:アルゴリズムそのものはNG。でも出願の道はある。

まず大前提として、数学的なアルゴリズム単体は“発明”として認められません
これは日本だけでなく、米国や欧州でも基本的に共通する考え方です。

ですが、アルゴリズムを“具体的に活用した技術”として表現すれば、
特許として認められる可能性があります。


■ 特許になるAI技術の例

・医療画像診断にAIを活用し、精度を向上させたシステム
・製造ラインの異常検知にAIを組み込み、自動制御を行う装置
・音声認識AIを使ったリアルタイム通訳機の構成

このように、「AIをどう使ったか」という具体的な用途や構成を含めることがカギです。


■ モデル構造や学習データはどうなる?

深層学習のモデル構造や、独自の学習データを活かした工夫も、
出願の対象になるケースがあります。

ただし、学習済みモデルそのものは、著作権や営業秘密での保護の方が適していることも。
“どこまで公開するか”は、慎重に判断する必要があります。


■ 守り方の選択肢は1つじゃない

AI開発においては、

・特許で守る(公開の代わりに独占)
・営業秘密として非公開にする(内部管理の強化)
・商標でブランドを守る(SaaSやプロダクト名)
・著作権でデータ・UIを守る

など、知財の使い分けが重要になります。
特に、競争優位性の源泉がどこにあるかによって、選ぶべき戦略は変わります。


■ まとめ:AI技術こそ、早めの相談がカギ

AIに関する技術は、動きも早く、競争も激しい領域です。
「出せるのか?」だけでなく、「どう守るべきか?」を考えることが、
今後の事業にとって重要な判断ポイントになります。

当事務所では、AI関連の特許出願や知財活用のご相談も多数受け付けております。
アイデア段階でも構いません。お気軽にご相談ください。

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