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【調査だけで助かった】特許出願前に見つけた“致命的な先行技術”

2026.02.12

こんにちは、弁理士の植田です。

特許出願をする前に、「調査をしておくべきかどうか」で悩む方は多いです。
時間やコストの都合で「とりあえず出願しよう」となることも少なくありません。

でも、調査をしていたからこそ助かったという実例もあります。

今回は、ある中小企業が出願前に調査して発見できた“致命的な先行技術”の話を通じて、
なぜ調査が重要なのかをお伝えしたいと思います。


■ とある技術系企業の相談

ある機械系メーカーの開発担当者が相談に来られました。
新製品の構造にオリジナリティがあると感じており、
「これ、特許出せるのでは?」という期待を持っていました。

社内ではすでに試作品も完成し、パンフレットの制作もスタートしていた状態。
「公開前に出願しないと…」と、かなり時間のない状況でした。


■ 念のため行った先行技術調査で…

急ぎつつも、私は「せめて主要なキーワードだけでも先行技術調査をしましょう」と提案。
短時間ながらも、J-PlatPatなどを使って調べたところ
なんと、ほぼ同じ構造の特許出願が、数年前に別企業から出されていたのです。

構成要素の位置関係、機能、使用目的まで非常によく似ており、
このまま出願しても拒絶される可能性が高いと判断しました。


■ 調査がなければどうなっていたか?

もし調査せずに出願していたら…

・出願費用(印紙代・代理費用)だけで数十万円が無駄に
・特許庁とのやりとりで半年~1年を費やす
・最終的に拒絶されてしまう可能性大
・しかも、他社の先行技術に気づかず販売開始 → 侵害リスクまで背負う可能性も

つまり、調査せずに出願していたら、二重・三重の損失になっていたのです。


■ 早めの調査がリスクを防ぐ

特許出願をすること自体が目的ではありません。
本来は、ビジネスにおける独自性や優位性を確保するための手段です。

出願前に調査を行うことで…

・似た技術が既にないか確認できる
・アイデアの改良ポイントが見えてくる
・競合の方向性をつかめる
・無駄な出願・拒絶のリスクを回避できる

“出す前に調べる”ことで、結果的に費用も時間も節約できるのです。


■ まとめ

時間がないときほど、調査をスキップしたくなるかもしれません。
でも、少しの調査で救われることは本当に多いです。

「この技術、出して大丈夫かな?」
「他社の特許に似てない?」
そんな不安が少しでもある場合は、出願前調査を必ずおすすめします。

当事務所では、簡易調査から本格調査まで対応可能です。
初回30分は無料相談でご案内していますので、お気軽にご相談ください。

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