【EC運営者向け】商品説明は完璧でも“商品名”で損しているケースとは?
2026.03.17
こんにちは、弁理士の植田です。
EC事業者の方とお話ししていると、
こんなケースをよく見かけます。
・商品の品質は高い
・商品説明もしっかり作り込んでいる
・写真やLPもきれい
それでも、なぜか売れない
あるいは、価格競争に巻き込まれる
その原因の一つが、“商品名”です。
■商品名は「検索」と「ブランド」の両方を担う
ECにおける商品名は、
単なる名前ではなく
・検索されるためのキーワード
・ブランドとして覚えられる要素
という2つの役割があります。
しかし多くの場合、
どちらかに偏っています。
■ケース①:説明的すぎる名前
よくあるのが、
「機能をそのまま並べた名前」です。
例えば、
・高保湿オーガニック美容クリーム
・超軽量折りたたみコンパクト傘
確かに分かりやすいですが、
これは誰でも使える名前です。
つまり、差別化できません。
結果として、
価格やレビューでしか勝負できなくなります。
■ケース②:検索されない名前
逆に、ブランドっぽい名前にしすぎて
検索されないケースもあります。
例えば、
・造語だけの名前
・意味が伝わらない英語
・読みにくいネーミング
こうなると、
そもそも見つけてもらえません。
■ケース③:商標リスクを抱えている
意外と多いのが、
他社の商標とぶつかる名前です。
ECでは特に、
・Amazon
・楽天
・自社EC
などで露出が増えるため、
トラブルになる可能性もあります。
最悪の場合、
商品名の変更になることもあります。
■“売れる商品名”の考え方
実務的には、
商品名は次のバランスが重要です。
・検索される要素(キーワード)
・覚えられる要素(ブランド)
・守れる要素(商標)
この3つです。
例えば、キーワード+ブランド名
のように組み合わせることで、
検索と差別化の両方を狙えます。
■まとめ
ECでは、
商品説明よりも前に
商品名で判断される
ことも多いです。
・説明的すぎる
・検索されない
・守れない
こうした名前は、
長期的に見ると損になります。
商品名は、
マーケティング × 知財
の交差点です。
少し設計するだけで、
売れ方が変わることもあります。
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