【小さな会社でも要注意】ホームページ公開前に確認したい知財の基本
2026.03.20
こんにちは、弁理士の植田です。
会社のホームページを作るタイミングで、
多くの方が意識するのは
・デザイン
・コンテンツ
・SEO
あたりですが、
実は見落とされがちなのが知財のチェックです。
ホームページは「会社の顔」であると同時に、
外部に公開する行為でもあります。
今日は、公開前に確認しておきたい
知財の基本ポイントをお伝えします。
① 社名・サービス名は本当に使える?
まず最初に確認したいのが
名前の問題です。
・社名
・サービス名
・商品名
これらが他社の商標とぶつかっている場合、
ホームページ公開後に
修正や差し止めのリスクがあります。
特に注意したいのは、
「調べたけど同じ名前はなかった」
というケース。
商標は“似ている”も問題になるため、
完全一致だけでは判断できません。
② 画像・素材の使用は大丈夫?
ホームページでよくあるのが、
画像の著作権問題です。
例えば、
・フリー素材の利用条件を確認していない
・他サイトの画像を流用している
・AI生成画像の扱いが曖昧
こうした場合、
意図せず侵害になることがあります。
「ネットにあったから使っていい」はNGです。
③ ロゴの権利関係は整理できている?
ロゴを掲載する場合、
・自社で作った
・デザイナーに依頼した
いずれにしても、
権利が自社にあるかを確認しておく必要があります。
契約次第では、
・使用範囲が制限される
・二次利用ができない
ということもあります。
④ 他社の名前や商標の使い方
ホームページでは、
・取引先名
・比較対象
・他社サービス
などの名前を出すことがあります。
このとき、
使い方によっては問題になることもあります。
特に、
・誤解を与える表現
・自社と関係があるように見せる表現
は注意が必要です。
⑤ 公開=“先に出した”になる
ホームページは一度公開すると、
情報を外に出したことになります。
これは特許の観点では特に重要で、
公開してしまうと
出願が難しくなるケースもあります。
技術や仕組みを紹介する場合は、
事前に検討しておく必要があります。
■まとめ
ホームページ公開前には、
・名前(商標)の確認
・画像・素材の権利
・ロゴの権利関係
・他社名の扱い
・公開タイミング
このあたりをチェックしておくと安心です。
ホームページは
作ることよりも“安心して使い続けること”が大切。
公開前に少しだけ確認しておくことで、
後のトラブルを防ぐことができます。
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