【昔の名前が残ってる!?】登録情報を放置したままだと危ない理由〜社名・ロゴ・商標…変わったら“更新”してますか?〜
2025.06.16
こんにちは、弁理士の植田です。
中小企業や個人事業の方からよくいただく相談のひとつが──
「昔に商標を取ったけど、そのままになってる」
「法人名や住所が変わったけど、どこにも届けてないかも…」
これ、放置してると“もったいない”だけじゃなく、リスクになることもあるんです。
■「登録情報の放置」で起きる3つの困りごと
① 登録商標の名義が“旧会社名”のまま
会社名や組織形態が変わったのに、
商標の登録情報が古いままのケース。
▶ いざ商標を使って警告や交渉をしようとしても、
「今の会社と権利者が違う」と主張されてしまうリスクがあります。
★名義変更は届出で済むので、費用も数千円〜で可能です!
② 本社移転・代表変更などで“連絡がつかない”
特許庁からの通知が届かず、
大事な期限を過ぎてしまったというケースも…
▶ 登録の“住所・代表者”が古いと、通知が全部戻ってしまいます。
▶ 気づいたときには“登録失効”してた…ということも!
③ 登録商標を「資産」として活かせない
商標を担保にした融資や、M&Aでの評価に使いたくても、
▶ 名義が古い or 契約書がない ⇒ 登録の“証明”として使えないことも
★「せっかく守った権利を、“活かしきれていない”」状態になります。
■じゃあ、どうすればいいの?
■チェック①:「商標登録証」の名義は今の会社名か?
→ 株式会社化した/合併した/代表者が変わったときは、要届出!
■チェック②:登録住所・連絡先は今の本社か?
→ 移転や部署変更のあと、そのままになってない?
■チェック③:ドメイン・ロゴの名義と権利者は一致してる?
→ 外注で作ったロゴの著作権、契約してますか?
まとめ:「知財の棚卸し」は、いま始めるのがベスト!
・使ってる名前と、登録された名前が違う
・昔の住所のままで、更新書類が届かない
・権利を活かそうとしたら“名義が古くてダメ”だった…
こうした事態を避けるために、
▶【知財の棚卸しチェック】をこの機会におすすめします!
■無料でできる簡易チェックあります
▶ 名義・住所の変更状況
▶ 更新期限の管理状況
▶ 契約の有無 など
気になる方は、気軽にご相談ください!
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