【小さくても特許は取れる!】中小製造業の“改善アイデア”が資産になる理由〜「当たり前の工夫」が実は強い武器になる〜
2025.06.21
こんにちは、弁理士の植田です。
製造業の現場でよく聞くのが、
「ウチみたいな規模で特許なんて、関係ないと思ってました」
「現場の工夫はいっぱいあるけど、取るほどのもんじゃ…」
ほんまにそうでしょうか?
実は、中小製造業の“当たり前の改善”にこそ、特許のタネが眠ってるんです。
■改善アイデアが“特許になる”ってどういうこと?
特許って聞くと、「最先端の技術」や「大発明」を想像しがちですが、
実際には──
- 作業効率を上げる道具の形
- 品質を安定させる工程の工夫
- コストを下げる材料の使い方
など、現場で生まれる“小さな工夫”が特許になる例は多いんです。
ポイントは、
「その改善に“技術的な工夫”が含まれているか?」です。
■なぜ、今こそ中小製造業が知財を活用すべき?
- 「うちしかやってない工夫」が他社に真似されるリスクがある
- 取引先との交渉で、技術の見える化・差別化が効く
- 事業承継や採用時に“技術の棚卸し”として役立つ
さらに、補助金申請や認定支援の際にも、特許出願や登録がプラス材料になるケースも増えています。
■こんな企業はぜひ一度チェックを!
- 町工場・小規模の製造業
- オーダーメイドやカスタム対応が多い会社
- 「あれ?これ、他社も真似してきてるかも…」と思った経験がある方
●まとめ:「小さな改善が、大きな資産になる時代」
中小企業こそ、「強み」が技術に凝縮されています。
特許は、大企業だけのものじゃない。
むしろ、“工夫してきたことを守る手段”として、もっと活用できるはずです。
「ウチのこれは特許になりますか?」
そんな気軽な相談からでもOKです。まずは、守れる価値を一緒に見つけましょう!
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