【ブランディングと商標の連携】守られてないロゴ、多すぎ問題
2025.06.28
「せっかくお金かけたロゴなのに、守れてない…」
こんにちは、弁理士の植田です。
最近、企業のブランディング支援に関わるなかで、よくあるのがこのパターン。
✔ ロゴやパッケージをデザイナーに依頼して
✔ ブランドサイトやSNSでどんどん発信してる
けど──
❌ 商標登録、してなかった…!
実はこれ、「時間もお金もかけて育てた資産が、他人に使われる」可能性があるんです。
■ ブランドを「作る」だけじゃダメ。「守る」もセットで考える
企業がロゴやネーミングに込める想い。
ターゲットに伝えたい価値や印象。
それが「商標」という形で登録されていないと、法的に守られません。
ロゴを作っても──
・よく似たマークで先に登録されてしまった
・スタッフが独立して同じ名前を使った
・展示会で見た競合が似たロゴを使ってた
こんな「あとからのトラブル」が、ほんまに多い。
■ ブランディング×商標で「信頼」と「差別化」を両立
商標登録されているロゴは、信頼の証でもあります。
・取引先が安心してパートナーになれる
・模倣リスクを事前にブロックできる
・広告やメディアでも“自信を持って”発信できる
さらに、商標は10年間保護され、更新も可能。
長期的にブランドを育てるなら、まさに「土台」になるんです。
■ デザイナー任せじゃ危ない。「連携」がカギ
「デザイナーさんにお任せで…」
これもよくある話ですが、
デザインと法的な“登録できる基準”は別です。
● ロゴを作る時点で、弁理士と連携することで“登録できるロゴ”になる
● 「この名前、似た商標ありませんか?」という調査だけでも、大きな安心
■まとめ:ブランドは「見せる」と「守る」の両輪で!
これからの時代、
SNSやECで誰でも発信できるからこそ、ブランドを守る仕組みが重要です。
ブランディングにはお金も時間もかかります。
せっかく育てた資産、“登録”でしっかり守りましょう!
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