【うちは関係ない?】小さな会社でも“特許になる”アイデアの見つけ方
2025.07.16
こんにちは、弁理士の植田です。
「特許って、大企業の話やろ?」
「うちは製品なんて作ってへんし…」
そんな声を、特に中小企業の方からよく聞きます。
でも実は、それ…大きな誤解なんです。
■ 特許は“モノ”だけじゃない
「特許=最先端技術・機械・薬品」というイメージ、ありますよね?
でも実際には、
・製造現場のちょっとした作業効率アップの工夫
・ソフトウェアやアプリの処理手順
・サービス業の新しい仕組みやシステム導入の方法
こういった“やり方”にも特許は取れます。
■ 特許になりうる「3つの視点」
1.現場の「困りごと」を解決しているか?
→ 「もっと早くできへんかと思って…」から生まれた工夫は、実は特許のタネ。
2.今までにない「順番」や「手順」になっているか?
→ 工程や作業の順序を変えただけでも、特許になることがあります。
3.“他の業種にはない工夫”をしているか?
→ 異業種から来た方法を応用している例など、注目です。
■ 実際にあった事例(※一部加工)
大阪のとある金属加工業の社長さん。
「誰でもやってることやけど…うちはちょっとだけ方法変えてる」と相談に来られました。
現場を見せてもらうと、その“ちょっとした変更”が
実は「技術的に新しい発想」で、特許になったんです。
「まさかウチみたいなとこで特許が取れるとは思わんかった…」
という言葉が、何より印象的でした。
●特許があると、何が違うの?
・他社に真似されにくくなる
・補助金申請や取引先へのアピールになる
・新規事業としてライセンス収入も視野に入る
特許は、守るだけじゃなく「見せる武器」にもなるんです。
●まとめ:「発明=ひらめき」じゃない!
・小さな工夫にこそ、特許の可能性あり
・技術力よりも「視点」が大事
・相談してみることで、眠ってる“発明”に気づけることも
📌「これ、特許になるんかな?」と思ったら、
お気軽にお問い合わせください👇
📝 ご相談・お問い合わせはこちらからどうぞ!