【意匠+商標の合わせ技】“見た目も名前も守る”ブランディング
2025.07.26
こんにちは、弁理士の植田です。
今日は、ブランディングを本気で考える企業にこそ知ってほしい
「意匠」と「商標」の合わせ技についてご紹介します。
■ ブランドは“見た目と名前”のセットで伝わる
たとえば、お店の看板、商品のロゴ、パッケージのデザイン…。
どれも、第一印象でブランドを伝える大事な要素です。
「名前(商標)」だけを守って安心している方も多いのですが、
実は、“見た目(意匠)”も守れてこそ、ブランドとして強くなります。
■ なぜ“両方”守ると強いのか?
① 模倣対策の幅が広がる
名前(商標)だけ守っていても、そっくりなロゴやパッケージで出されたら止められないことも…。
逆に、意匠だけだと名前を真似されても動けないこともあります。
→ 両方守っておくことで、模倣対策の“守備範囲”がぐっと広がります。
② 出願タイミングの自由度が上がる
「商標は使ってから」「意匠は公開前に」など、
それぞれルールが違いますが、両方をうまく組み合わせることで、早めの権利化も可能です。
たとえば、ローンチ前に意匠で押さえておき、使用開始後に商標出願という流れも◎。
③ ブランド価値が“見える資産”になる
将来的なM&Aや資金調達の場面では、知財の有無が重要になります。
意匠と商標の両方があれば、「このブランドはちゃんと守られてる」と
投資家や買収側からの安心感につながります。
● まとめ:ブランディング×知財の鉄則
“見た目も名前も守ってこそ、ブランドは育つ”
デザインが注目される時代だからこそ、
意匠と商標、両方をセットで考えることが大切です。
「うちは小さい会社だから…」と思わず、
今ある“見せ方”の工夫をちゃんと守ることから始めてみてくださいね!
📌 ブランディングと知財の相談は、ミライエ国際特許事務所までお気軽にどうぞ!
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