【バズった商品名、取れる?】商標登録で後手に回らない3つの心得
2025.07.28
こんにちは、弁理士の植田です。
今日は「バズった商品名」の話。
SNSで話題になって、問い合わせも増えてきた――
でもそのとき、“商標登録してなかった”ってこと、ありませんか?
●なぜこの話をするのか?
実はこれ、スタートアップや中小企業にめっちゃ多い落とし穴なんです。
「出してから考えよう」「売れてからでも遅くないやろ」って思ってたら、
気づいたときには他人に取られてたということも…。
バズったタイミングで後悔しないために、
今日は「後手に回らない3つの心得」をお伝えします!
■①「売れる前」にこそチェックを!
まず大前提として、商標は“早い者勝ち”の世界。
「使ってるからウチのものやろ!」は通用しません。
たとえ販売が後でも、先に商標登録されたら使えなくなる可能性も…。
だからこそ、バズる前=名前を決めた時点で
「そもそも取れるか?」「誰かが取ってないか?」を確認しましょう。
■②「使ってから出す」はリスク大!
意外と多いのがこのパターン👇
「SNSで話題になったし、そろそろ商標出そうか〜」
…実はこの間に、他人が“勝手に出してる”ケースもあります。
特に、転売やパクリ目的で登録する人も一部存在します。
そうなると、「自分の名前が使えなくなる」という最悪のパターンに。
ポイントは、「ヒットしてから」ではなく、
“仕込むとき”に出しておくことです!
■③ バズったら“真似される”前提で備える!
バズると何が起こるか?
→ すぐ真似されます。名前もデザインも。
そんなとき、商標登録があるだけで「うちは正当な権利者やで!」と主張できる。
ECサイトの削除依頼や模倣対策にも使える強力なツールなんです。
「バズったら守る」じゃ遅い。
“バズる前提で守っておく”のが賢いやり方です。
●まとめ:「バズったら出す」は手遅れかも?
■ 商標は“先に出したもん勝ち”
■ 売れる前・使う前にチェックするのが鉄則
■ 登録があるだけで、真似されたときの“防御力”が段違い
📌「これから出す商品、名前決まってるけど大丈夫かな…?」
📌「バズりそうなサービス、商標どうする?」
そんなときは、ぜひご相談ください!
“流行る前のひと手間”が、未来の安心につながりますよ。
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