【知財の見える化】IPスコアリングって何?信用力を高めるツールとは
2025.08.19
こんにちは、弁理士の植田です。
特許や商標といった知的財産は「無形資産」ですが、
財務諸表には直接反映されないため、
経営者や金融機関からすると 「価値が見えにくい」 という課題があります。
そんな課題を解決する方法のひとつが、
近年注目されている 「IPスコアリング」 です。
■ IPスコアリングとは?
IPスコアリングとは、
特許や商標といった知財資産を 「点数化」や「評価指標化」 する仕組みです。
評価の観点はさまざまですが、例えば:
・独自性(競合と差別化できるか)
・市場性(どの市場で活用できるか)
・法的安定性(権利範囲は強いか/無効リスクは低いか)
・事業との関連性(実際のビジネスにどう活かされているか)
こうした指標を組み合わせ、知財の“質”を客観的に示します。
■ なぜ今、IPスコアリングが重要なのか?
1. 金融機関とのコミュニケーション
「知財金融」という言葉が広がっていますが、
融資や投資の現場でネックになるのは、
知財の価値を“お金の言葉”で説明できないこと。
スコアリングを使えば、知財が企業価値にどう貢献するかを数値で示せるため、
金融機関も判断しやすくなります。
2. 経営判断の材料になる
「どの特許を維持すべきか?」
「新しく出願すべき技術はどれか?」
IPスコアリングによって重要度が見えると、
コストをかける知財と、整理すべき知財の優先順位が明確になります。
3. 社内の“見える化”で組織を強くする
経営者にとって知財はブラックボックスになりがちですが、
スコアリングで「この特許は事業の柱になっている」と見える化すると、
現場・経営層の共通言語として活用できます。
■ まとめ
知財は 「見えにくい資産」 だからこそ、
評価を仕組み化して社内外に伝える工夫が必要です。
IPスコアリングは、
・金融機関への信用力強化
・経営資源の最適配分
・社内の共通認識形成
に役立つ、新しい知財経営ツールといえます。
● 当事務所では、
「知財の棚卸し」から「スコアリングを踏まえた戦略立案」までサポートしています。
● 自社の知財が“どれくらいの武器になるのか”を知りたい方は、
ぜひお気軽にご相談ください。
📝 ご相談・お問い合わせはこちらからどうぞ!
📌 YouTubeサブチャンネル開設!
「小さな会社のための知財戦略」をテーマに、わかりやすく解説しています
▶︎ チャンネルを見る
📌 ミライエ国際特許事務所の公式YouTubeチャンネル
事務所紹介や知財に関する最新情報を配信中
▶︎ 公式チャンネルはこちら
📌 ミライエの公式Instagramでも日々の活動を発信中!
▶︎ Instagramを見る