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【知らない間に侵害!?】社長がやりがちな商標ミス3選

2025.08.23

こんにちは、弁理士の植田です。

商標トラブルの多くは、実は 「悪意の侵害」ではなく“知らずにやってしまった”ケース です。
特に社長や経営者の方は、日々の意思決定の中でついやってしまうことが多いんです。

今日は、そんな「社長がやりがちな商標ミス」を ランキング形式で3つ ご紹介します。


第3位:思いついた名前を“そのまま”使う

「この名前、めっちゃいいやん!」とひらめきで決めて、そのまま看板や商品に使ってしまう…。
実はこれ、一番多いパターンです。

リスク
すでに登録済みの商標だった場合、知らない間に侵害している可能性大。
後から看板・印刷物を変えるとなると、数十万円〜数百万円のコストが発生します。

解決法
思いついた時点で「商標検索(J-PlatPat)」を必ずチェック。
専門家に依頼すれば、類似まで含めて調査できます。


第2位:「地域名+業種名」なら絶対大丈夫と思い込む

「大阪ラーメン」「東京美容院」みたいに、地名+業種だから商標はいらんやろ、と思っていませんか?

リスク
原則は登録されてないことが多いですが、実はこれも登録されていることがあります。
そして、権利者から“使用中止”を求められるケースがあります。

解決法
「地名+業種」でも登録されることはあります。
“自分の業界で使って大丈夫か”を必ず確認しましょう。


第1位:SNSやドメインを先に取って安心する

「ドメインも取ったし、インスタもTwitterもこの名前で始めた!だから安心!」
これが、最も多い社長の商標ミスです。

リスク
SNSやドメインは「早い者勝ち」ですが、商標権とは無関係
商標登録をしていないと、あとから「商標権侵害だから使うな」と言われ、
最悪の場合、アカウントやサイトを閉鎖せざるを得なくなります。

解決法
ドメインやSNSを取ったタイミングで、そのまま商標も出願するのが鉄則。


● まとめ

社長がやりがちな商標ミスは――

1.思いつきの名前をそのまま使う
2.「地名+業種名」だから絶対大丈夫と思い込む
3.SNS・ドメインを先に取って安心する

    いずれも「やってしまいがち」だからこそ、対策が必要です。

    📌 当事務所では、

    ・商標調査(先行チェック)
    ・出願の戦略設計
    ・トラブル発生時の交渉対応

    をワンストップでサポートしています。

    「うちも大丈夫かな?」と思ったら、早めにご相談くださいね。

    📝 ご相談・お問い合わせはこちらからどうぞ!


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