【Amazon販売の必須条件】“ブランド登録”に商標が必要な理由
2025.08.29
こんにちは、弁理士の植田です。
最近、Amazonでの販売に挑戦する方から、こんな質問をよくいただきます。
「ブランド登録って何ですか?」
「商標を持ってないとダメなんですか?」
結論から言うと、Amazonで本格的にブランドを育てていくなら、商標登録は必須 です。
なぜなら、商標を持っていないと、Amazonの「ブランド登録」ができず、
様々な機能や権利を失うからです。
◆ Amazonブランド登録とは?
Amazonが提供する、出品者自身のブランドを守り、成長させるための仕組みです。
登録には 日本の特許庁で登録済みの商標(文字商標またはロゴ商標) が必要です。
商標なしだと失う3つの機能
1. 商品ページの編集権限
商標登録のない状態だと、商品ページは誰でも編集できるため、
・ライバルが勝手に内容を変える
・偽物業者に乗っ取られる
といったリスクがあります。
ブランド登録済みなら、自社が「正しい情報を管理する権利」を持てるので安心です。
2. 広告・プロモーション機能
ブランド登録をすると、
・スポンサーブランド広告
・ストアページの開設
・A+コンテンツ(画像や動画での詳細説明)
といった強力な販売支援ツールが使えます。
商標がなければ、これらが一切使えず、販売力に大きな差が出ます。
3. 模倣品への対抗手段
Amazonには「知的財産権侵害の報告ツール」がありますが、
ブランド登録済みでなければ活用が難しいのが実情です。
つまり、商標がないと、コピー品を出されても泣き寝入りになりやすい のです。
● まとめ
Amazonでブランドを守り、育てたいなら…
・商標登録 → ブランド登録 → 販売拡大
この流れは避けられません。
商標がないまま販売を始めると、
「ページを乗っ取られた…」
「コピー商品が横行して売上が激減…」
といったトラブルに直面する可能性が高くなります。
逆に、商標を持ってブランド登録をすれば、
安心して販売できるだけでなく、Amazonの販促機能をフル活用できます。
● 当事務所では、Amazonセラー様向けに スピーディーな商標登録サポート を行っています。
「どの区分で取ればいい?」
「ブランド登録に間に合う?」
といったご相談もお気軽にどうぞ。
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