【実は多い!?】BtoBサービスに眠る“特許のタネ”
2025.08.30
こんにちは、弁理士の植田です。
「特許」というと、多くの方が 製品開発や工場の技術 を思い浮かべるかもしれません。
ですが、実は BtoBサービス の現場にも、特許になる“タネ”が隠れています。
今日は、見過ごされがちな「サービス特許」のヒントをご紹介します。
◆ 1. 業務プロセスの改善
たとえば、
・受発注システムの効率化フロー
・在庫管理と配送を連動させる仕組み
・顧客データを活用した自動レコメンド
こうした「業務のやり方」は、単なる工夫に見えても “ビジネスモデル特許” の対象になることがあります。
◆ 2. ITツールとの組み合わせ
サービス提供にITが絡むと、特許性が出やすくなります。
・アプリを使ったサービスフロー
・IoT機器と連動する管理システム
・AIによる顧客対応や分析の仕組み
「ツールを導入した」だけでは差別化になりませんが、
“自社ならではの使い方” を設計していれば、それは特許のタネです。
◆ 3. 顧客体験の仕組み化
BtoBサービスでも「ユーザー体験」は重要です。
・クライアントとの打合せを効率化するシステム
・アフターフォローを自動化する仕組み
・複数サービスを一体化して提供する方法
「このやり方、うち独自やな」と思う部分は、特許で権利化できる可能性があります。
● まとめ
特許は モノづくり企業だけのものではありません。
サービスの現場にある「仕組み」や「流れ」こそが、実は競合に真似されやすいポイント。
BtoBサービス企業こそ、こうした“見えにくい工夫”を特許で守ることで、
・差別化
・参入障壁
・信用力アップ
につなげられます。
📌 「これ、特許になるんかな?」と思ったら、まずはお気軽にご相談ください。
思いがけないところに“特許のタネ”が眠っているかもしれません。
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