【Amazonセラー必読】ブランド登録までの最短ルート|区分選定・出願・審査の流れ
2025.09.07
こんにちは、弁理士の植田です。
最近、Amazonで販売を始めたセラーさんから特によくご相談いただくのが、
「ブランド登録ってどうやって進めればいいんですか?」
「商標ってどの区分で出せばいいのか分からない…」
というものです。
結論から言うと── ブランド登録を急ぐなら、
戦略的に“区分選定 → 出願 → 登録 → Amazon申請”の流れ
を最短で進める必要があります。
今日はそのステップを分かりやすく解説します。
1️⃣ 区分選定(ここを間違えると命取り)
商標は「どんな商品・サービスに使うか」に応じて区分を選ぶ必要があります。
・食品 → 第29類・30類
・化粧品 → 第3類
・アパレル → 第25類
・雑貨(アクセサリーなど) → 第14類、18類
👉 間違った区分で出願すると、せっかく登録されてもAmazonでブランド登録に使えないことがあります。
実際に販売予定の商品に合わせて、正しい区分を選ぶことがスタート地点です。
2️⃣ 出願(電子出願でスピード申請)
商標の出願はオンラインで行えます。
個人でも可能ですが、経験がないと区分の漏れ・表現の不備で審査落ちするリスクが高いです。
Amazonブランド登録を急ぐ場合、専門家を通じて正確に申請することをおすすめします。
3️⃣ 審査(通常6〜12か月)
特許庁での審査には通常6〜12か月かかります。
ただし、Amazonブランド登録は「登録証」がなくても、出願番号があれば申請可能なケースが多いです。
👉 出願から数週間でAmazonに登録できる場合もあり、ここが“最短ルート”のポイントになります。
4️⃣ Amazonブランド登録申請
商標出願後、以下の情報をAmazonに提出します。
・出願番号(特許庁の公開データで確認可能)
・商標の種類(文字商標 or ロゴ商標)
・商標の所有者情報(出願人と一致させる必要あり)
承認されれば、以下のメリットを享受できます。
・商品ページの編集権限
・スポンサーブランド広告やA+コンテンツの利用
・模倣品に対抗する報告ツールの使用
■ まとめ
Amazonで安心して販売したいなら、
1.区分選定を間違えない
2.出願を早めに行う(できれば専門家に依頼)
3.出願番号をもとにAmazonでブランド登録申請
この流れで進めるのが最短ルートです。
「商標登録をしないまま販売を始めて、ページを乗っ取られた」
「コピー品が出て売上が激減した」
というご相談も少なくありません。
動き出すタイミングは“今”がベストです。
📌 当事務所では、Amazonセラー様向けに
最短でブランド登録に進めるための商標出願サポート を行っています。
・「うちの商品はどの区分?」
・「出願してからどれくらいで登録できる?」
といった疑問もお気軽にご相談ください。
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