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【小さな工夫が大きな資産】個人事業主でも“特許”になるアイデアの見つけ方

2025.09.13

こんにちは、弁理士の植田です。

「特許って、大企業の研究開発部門だけのもの」
そんなふうに思っていませんか?

実は、個人事業主や小さな会社の工夫こそ特許のタネになりやすいんです。

今日は、その見つけ方をわかりやすくお伝えします。


1. 日常業務の「ちょっとした工夫」が出発点

特許のアイデアは、必ずしも“最先端のAI技術”
のような大発明である必要はありません。

・作業を効率化する工夫
・お客さんに喜ばれた改善方法
・小さな部品の形状変更

こうした「現場での工夫」が特許になるケースは多々あります。


2. “差別化”になっているかを意識する

特許になるポイントは、他と違うことをしているかどうか


たとえば…

・工務店の職人さんが考えた工具の使い方
・飲食店が独自に編み出した調理工程
・ネイルサロンの新しい施術手順

これらは「技術的な特徴」があるので、特許の対象になり得ます。


3. 「当たり前」だと思っていることを掘り起こす

発明者本人が一番気づいていないのが、“自分だけの当たり前”です。

・「これぐらい誰でもやってるでしょ」
・「簡単すぎて特許にならないよね」

そう思っていたことが、実は他社にはない工夫で、
特許になった例はたくさんあります。


4. まずは“書き出して”みることから


特許になるかどうかは弁理士が判断できますが、
まずは自分の工夫を棚卸しすることが大事です。

■ いつ・どんな課題に対して工夫したか
■ どうやって改善したか
■ それで何が良くなったか

この3点を書き出すと、「発明メモ」として立派な材料になります。


● まとめ

個人事業主でも、小さな会社でも…

・日常の工夫から特許のタネは見つかる
・差別化になっていれば権利化の可能性大
・自分の“当たり前”を言語化するのが第一歩

特許は大企業のものだけではありません。
むしろ、小さな工夫を守ることで、大企業と戦える武器になります。


📌 当事務所では、個人事業主・小規模事業者向けに「発明メモの整理」や
「特許になるかどうかのチェック」を行っています。


「これって特許になる?」と思ったら、お気軽にご相談ください。

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