【商標登録の流れ】申請から登録までのステップを初心者向けに解説
2025.09.23
こんにちは、弁理士の植田です。
「商標登録って、どんな流れで進むの?」
とお客様からよくご相談をいただきます。
今日は、はじめての方でもわかるように、
申請から登録までのステップをシンプルに解説します。
1. 商標調査(登録できるか確認)
まず大事なのは「その名前やロゴが登録できるか?」の確認です。
・すでに他人が登録していないか
・同じ分野で似た名前がないか
ここを調べておかないと、後で拒絶されたりトラブルにつながります。
自分で特許庁データベースを検索することも可能ですが、
不安なら弁理士に依頼すると安心です。
2. 出願(特許庁に申請)
調査で大丈夫そうなら、特許庁に出願します。
出願時には次の情報を提出します。
・商標(名前・ロゴなど)
・指定商品・サービス(どの分野で使うか)
この「区分」の選び方が非常に重要です。
間違うと使いたい分野で権利が守れなくなることもあります。
3. 審査
出願すると、特許庁で審査が行われます。
審査のポイントは
・登録要件を満たしているか(識別力があるか)
・既存の商標と紛らわしくないか
通常 6〜8か月程度で結果が通知されます。
4. 登録料の納付 → 商標権の発生
最後に「登録料」を納めると、正式に商標権が発生します。
登録後は、証明書(商標登録証)が交付されます。
有効期間は 10年間。その後も更新すれば
半永久的に権利を維持できます。
●まとめ
商標登録の流れは、
1.商標調査
2.出願(申請)
3.審査
4.登録料納付 → 商標権発生
少し時間はかかりますが、「名前」や「ブランド」を守る大事なステップです。
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