【1人起業家の味方】“商標”をビジネスの相棒にする方法
2025.11.25
こんにちは、弁理士の植田です。
起業の形は人それぞれですが、近年とくに増えているのが「ひとり起業」。
小規模ながらも、スキルや情熱を活かしてビジネスを始める方が本当に増えてきました。
今日はそんな“1人社長”“個人事業主”の方にこそ知ってほしい、「商標」の力についてお話します。
■小さなビジネスこそ、ブランドが命
ひとりで起業するとき、大企業のような広告費も、営業部隊もありませんよね。
その分、商品名や屋号、サービス名、ロゴなどの“ブランド力”が、お客様との接点のほぼすべてになります。
たとえば……
・オンライン講座のタイトル
・ネイルサロンや整体院の屋号
・ハンドメイド商品のブランド名
・YouTubeやインスタのアカウント名
こうした「名前」が、あなたの仕事の“顔”になっていきます。
だからこそ、それを守る手段=商標登録が重要になってくるんです。
■商標は、1人でも持てる「信頼の証」
商標登録というと、「大きな会社しかやらないもの」と思っていませんか?
実は、個人でも1人会社でも、きちんと出願して取得できます。
しかも、費用も手続きも比較的わかりやすく、商標こそが“小さなビジネスの防御力”になるんです。
具体的には、商標登録をすると……
・その名前・ロゴを独占的に使える
・他人にマネされても法的に止められる
・ECサイトやSNSで、権利者としての申し立てができる
・名刺やWEBサイトに「登録商標®」と記載できる(信頼度UP)
つまり、小さいからこそ商標を“ビジネスの相棒”にして、自分のブランドを守る体制を整えておくことが大切なんです。
■商標登録でよくある失敗…実は「出すタイミング」
よくあるご相談が、
「商品が売れ始めてから、同じ名前で他の人が商標取ってたことに気づきました…」
というもの。
これは本当にもったいないケースです。
商標は“早い者勝ち”の世界。
良い名前を思いついた時点で、なるべく早く出願しておくのがベストです。
特に1人起業家の方は、名前を変えることがビジネスに直結するため、後からの変更がとても痛手になります。
■まとめ:「商標」は、小さな事業の大きな味方
・商標は、個人でも取得できる“ブランドの盾”
・ひとり起業では、名前が最大の営業マン
・商標登録しておけば、信頼・安心・独占の3拍子が揃う
・「売れてから」ではなく、始める前に備えるのが賢い選択
■ひとり起業家の商標相談、承ってます!
「こんな名前で出願できる?」
「ロゴと名前、どっちを守った方がいい?」
「個人事業主でも大丈夫?」
そんなお悩みをお持ちの方、ぜひ一度ご相談ください。
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