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【仕組みを守る特許】ビジネスモデル特許ってこうやって取ります

2025.12.01

こんにちは、弁理士の植田です。

今回は、「ビジネスモデル特許」について解説します。

「うちは製造業じゃないし、特許なんて関係ないでしょ?」
と思っているサービス業・IT企業・コンサル業の方、
実はあなたの“仕組み”も特許で守れるかもしれません。

今回は、ビジネスモデル特許って何なのか?どんなものが取れるのか?
そして、実際にどうやって出願するのか? をわかりやすくお話しします。


■ビジネスモデル特許って何?

ざっくり言うと、
「サービスや業務の仕組み」×「ITやシステム」
を組み合わせた発明です。

たとえば:

・ECサイトでの独自の注文フロー
・配送や在庫管理の効率化アルゴリズム
・会員の行動データを使ったレコメンド機能
・金融サービスの新しい信用スコアの算出方法
・顧客管理システムと連動した営業支援の流れ

などなど、業務やサービスの工夫にITを絡めたものが対象になりやすいです。


■どんな仕組みなら“特許っぽく”なる?

ポイントは、「単なるアイデア」ではなく、“技術的手段”が絡んでいること

たとえば…

・NG例:「○○を無料で提供するサービス」←仕組みだけでは難しい
・OK例:「○○を無料で提供するために、AというセンサーでBを判断し、Cを自動通知する仕組み」

つまり、「どうやって実現するのか?」が、システム的・技術的に説明できるかがカギなんです。


■出願の流れ:こうやって取ります

① アイデアを分解して「フロー」にする

まずは、仕組みを「入力→処理→出力」のように、流れとして整理します。
図解・スケッチなどもOK。頭の中だけで考えないのがポイントです。

② 技術要素を見つける

・どこでデータを取る?
・どうやって処理する?
・自動化されてる部分はある?
・特徴的な判断基準は?

など、“技術的にどこが工夫されているか”を探します。

③ 特許事務所に相談する

この段階で専門家に相談すると、
「この部分を強調すれば通りやすい」
「ここは弱いから補強しよう」
といったアドバイスがもらえます。

アイデアベースのまま相談に来てもOKです!


■よくある誤解

× 「うちの仕組みなんて、特許になるほどじゃない」

→ 意外とあります。地味な改善こそ、他社が真似しやすい=守るべきポイントです。


× 「既存の技術を使ってるからムリでしょ?」

組み合わせの仕方が新しければ、それは立派な発明になる可能性があります。


× 「ソフトウェアやWebサービスは特許取れないんでしょ?」

→ 昔はそうでしたが、今は“技術的に実現する仕組み”として説明できれば十分可能です。


■まとめ:仕組みも「知財」で守れる時代

・サービスや業務の流れにも“独自の価値”がある
・技術的な要素を絡めれば「特許」という形で守れる
・自社のノウハウを“財産化”するチャンスになる


■「うちの仕組み、特許になるかな?」と思ったら…

ITサービス、Webシステム、コンサルの手法、業務効率化の工夫――
「これ、他社にパクられたら困るな」というアイデアがあれば、
一度、ビジネスモデル特許の観点で検討してみる価値アリです。

当事務所では、特許の“種”を一緒に整理して、出願可能性を判断するサポートを行っています。
図解・説明メモなどラフな状態でも大丈夫ですので、ぜひお気軽にご相談ください!

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