【はじめての意匠登録】デザインを守るための3ステップ
2025.12.12
こんにちは、弁理士の植田です。
「うちの商品の見た目、けっこうこだわってるんですよ」
「でも、デザインってどう守ればいいか分からなくて…」
そんなご相談をいただくことが増えています。
商品の“形”や“見た目”は、お客さんの印象やブランドイメージに直結する大切な要素。
でも、見た目のデザインを法的に守るには「意匠登録(いしょうとうろく)」が必要なんです。
今回は、はじめて意匠登録を考えている方向けに、基本の3ステップをわかりやすくご紹介します。
■ステップ①:守りたい「デザイン」を明確にする
まずは、どの部分を守りたいのか?をはっきりさせることがスタートです。
意匠登録で保護できるのは、以下のような「見た目の特徴」です。
・商品本体の形状(例:ボトル、家電、家具など)
・部分的なデザイン(例:取っ手、フタ、画面の一部)
・UIやアイコンなどの画面デザイン(GUI)
・包装・パッケージのデザイン
「全体を守るのか?」「一部だけ守るのか?」によって、出願の仕方も変わります。
なので、見た目の“どこがポイントか”を社内で整理しておくことが重要です。
■ステップ②:出願前に「公開リスク」をチェックする
意匠登録は、“新しいデザイン”であることが条件です。
つまり、先にSNSや展示会などで公表してしまうと、登録できない可能性があるんです。
出願前にチェックしておきたいポイント
・すでにWebやSNSで公開していないか?
・展示会・プレスリリースで使っていないか?
・デザイナーとの契約で権利の帰属が整理されているか?
万が一公開してしまっている場合も、「新規性喪失の例外制度(1年以内)」を使えばセーフの可能性もあるので、あきらめずに弁理士に相談してください。
■ステップ③:図面を用意して出願する
意匠登録には、図面や画像で“どのような見た目か”を正確に伝える必要があります。
・CADデータがあればそれをもとに図面化
・写真でも出願できますが、視点や構図に注意
・保護したい部分がどこか明確に見えることが大事
弁理士がサポートすることで、「登録されやすい図面」「保護範囲の広い表現」にすることができます。
さらに、複数のバリエーションがある場合は、関連意匠制度や部分意匠制度を使ってまとめて出願することで、より柔軟に保護できます。
■まとめ:デザインも“知財”としてしっかり守ろう
1.守りたいポイントを整理する
2.公開タイミングに気をつける
3.図面・出願書類を整えて出願する
見た目のデザインも、しっかり準備すれば立派な知的財産になります。
■「意匠登録ってうちでもできるの?」という方へ
当事務所では、意匠登録の出願から戦略的な出願設計までサポートしています。
・パッケージやボトルのデザインを真似されたくない
・デザイナーに頼んだけど、権利の帰属が心配
・類似品との違いを“法的に説明できる形”にしておきたい
そんなお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。
デザインを“資産”として育てていく第一歩を、一緒に踏み出しましょう。
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