【売れたあとに守れない?】知財を後回しにすると起こること
2025.12.16
こんにちは、弁理士の植田です。
商品やサービスをリリースした後、
「思った以上に売れた!」「SNSでバズった!」という成功体験、うれしいですよね。
でも…そのタイミングで“ある問題”に気づく方も多いんです。
それが、「知的財産の手当てをしていなかった…」という事実。
今回は、知財を後回しにしたことで起こりがちなトラブルと、その対策についてお話しします。
■よくあるパターン①:商標登録してなかった…
商品名やブランド名が広まってきたころ、
「それ、うちの登録商標と似てますけど?」という警告書が届くケースがあります。
・ECサイトから販売停止を食らう
・弁護士経由で使用差し止めを請求される
・ブランド変更を余儀なくされる
せっかくSNSや広告で知名度が上がっても、
商標を取っていなければ「他人のもの」として奪われる可能性があるのです。
■よくあるパターン②:特許出願が“手遅れ”に
技術や仕組みに独自性があるビジネスほど、
「これって特許取れるんちゃう?」とあとから気づくことも。
でも、特許には“新規性”という要件があり、
公開してから1年以内に出願しないと、基本的に権利は取れません。
SNSや展示会、クラファン、プレスリリースで出してしまったあとでは、
「もう出願できない…」ということも珍しくありません。
■よくあるパターン③:デザインを真似されたが、意匠登録してなかった
パッケージやUIデザイン、アプリ画面など、
「見た目」の部分も模倣されやすい要素のひとつ。
でも、意匠登録していなければ、模倣されても法的に止めにくいのが現実です。
「うちが先に出したのに!」という気持ちはわかりますが、
見た目を“先に権利化しておく”ことが何よりの防御策になります。
■まとめ:売れる前こそ、知財を仕込むべき理由
知財を後回しにすると…
・「せっかくの人気が守れない」
・「真似されても止められない」
・「取れるはずの権利を逃す」
という、経営にとって致命的な事態になることもあります。
だからこそ、
・ 商品名・サービス名は、リリース前に商標チェック
・ 技術や仕組みは、公開前に特許出願の検討
・ パッケージやデザインは、意匠登録も視野に
といった、“攻める前の守り”が大事なんです。
■「売れてから考える」は、知財では通用しません
知財は「人気が出てから考えればいい」と思われがちですが、
本当に必要なのは“売れる前”の仕込みです。
ミライエ国際特許事務所では、
中小企業・スタートアップの「これから売りたい」に合わせた
先回り型の知財サポートを行っています。
「このネーミング、大丈夫かな?」
「この仕組み、特許になりそう?」
「ロゴやデザインって守れるの?」
そんな疑問があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
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