【事業が軌道に乗る前に】知財の“種まき”はこうしてやる
2025.12.25
こんにちは、弁理士の植田です。
スタートアップや中小企業にとって、「知財」というと
どうしても“売れてから考えるもの”という印象が強いかもしれません。
でも実は、事業が軌道に乗る前こそ、
知財の“種まき”をしておくことが将来の成長を左右するのです。
今回は、ビジネス初期段階でやっておきたい「知財の種まき」について、
ポイントを3つに絞ってお話しします。
■① 事業コンセプトに紐づく「商標」はすぐ検討
サービス名・ブランド名は、事業の“顔”そのもの。
後から変更すると、顧客認知や信用が一気にリセットされてしまいます。
しかも、先に他社に商標登録されていたら使えない可能性も。
だからこそ、サービス名・商品名・ロゴなどが決まったら、
できるだけ早い段階で「商標登録」を検討しましょう。
・使用予定の名前が既に登録されていないか調査する
・ドメインやSNSアカウントとセットでチェックする
・出願しておけば、他社の先取りリスクも回避できる
商標は「早い者勝ち」の世界です。
事業立ち上げ時のネーミングには、必ず知財の視点を。
■② 技術やノウハウは「見える化」しておく
「特許出願はまだ早いかな…」
そんなときでも、まずは“技術の見える化”から始めておくのがおすすめです。
・独自性のある工夫・方法・プロセスを社内で記録
・発明届出書などで技術の“棚卸し”を行う
・開発メンバーと定期的に技術整理ミーティングを実施
こうした準備をしておくことで、
後から特許出願や営業秘密管理にスムーズに移行できます。
「発明に気づく力」と「形に残す習慣」をセットで育てておくのがポイントです。
■③ 将来の出口に備えて“知財の見える実績”をつくる
知財は、すぐに利益を生むものではないかもしれません。
でも、投資家や金融機関、事業提携の場面では、
「知財をどう考えているか」がしっかり見られます。
・特許出願済の技術がある
・ブランド名を商標登録している
・契約書で秘密情報をきちんと管理している
こういった“知財に取り組んでいる”という実績そのものが、
事業の信頼感や評価につながるのです。
■まとめ:知財の種まきは、「今」がちょうどいい
・商標は、事業の立ち上げ段階で動くのがベスト
・技術は、出願前でも「記録」と「整理」を始めるべき
・知財の取り組みそのものが、信頼と価値の証明になる
知財の種まきは、「成功したらやる」ものではなく、
「成功するために、最初からやっておく」べきもの。
時間もコストも限られる中で、
“今できる範囲での知財戦略”を、少しずつ積み上げていきましょう。
ご相談やサポートが必要なときは、ぜひお気軽にお声がけください。
一緒に、将来の実りあるブランドと技術を育てていきましょう!
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