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【お金をかける前に】そのアイデア、本当に“守る価値”ある?

2026.01.14

こんにちは。弁理士の植田です。
起業家や経営者の方からよくこんなご相談を受けます。

「このアイデア、特許取れますか?」
「商標、出したほうがいいですか?」
「どこまでお金かけたらいいですか?」

どれも正直な悩みで、とても大切な視点です。
ただ、その前にぜひ立ち止まって考えてほしいことがあります。


■「取れるか」より、「守る価値があるか」

特許でも商標でも、出願には時間とコストがかかります。
そのため、まず考えるべきは、

この知的財産に、投資する価値があるか?

という視点です。

たとえば──
競合にマネされたら困る技術か?
独自性があり、ブランドのコアになる名前か?
これがあることで、利益や信用につながっているか?

このような問いを通じて、“戦略的に守る価値があるか”を見極めることが第一ステップです。


■「全部出す」はコストばかり増える

特許や商標は「たくさん出せば安心」というものではありません。
むしろ「とりあえず出したけど使ってない」「誰にも真似されない名前だった」など、
成果につながらない出願は“知財コストのムダ遣い”になってしまいます。

だからこそ、優先順位が重要。
事業とのつながりを見ながら、出す・出さないの線引きをする視点が求められます。


■守るべき知財か、見送ってよいか?の見極めポイント

具体的には、以下のような視点で検討してみてください。

  • 真似されるリスクが高いか?
  • 競合にとって魅力的な技術・名称・デザインか?
  • 利益やブランディングに結びついているか?
  • その知財がなければ、事業の差別化ができないか?
  • 今後の展開(ライセンス・販売拡大・資金調達)に関係するか?


    ひとつでも該当するなら、守ることを真剣に考える価値があります。

■「守る」という視点が“攻め”にもつながる

知財は守るためだけではありません。
例えば、

・投資家・金融機関へのアピール
・価格競争を避ける材料
・営業トークの差別化
・事業売却やM&A時の資産価値

にもなります。

だからこそ、「お金をかけてでも守る価値がある知財」は、
“攻めの武器”にもなりうるのです。


■まとめ:費用対効果を見極めるのが、経営者の知財力

「出すかどうか」は、単なる法律の話ではなく、
事業とのつながりを見て判断する経営戦略の一部です。

・そのアイデア、どんな価値を生むか?
・どんなリスクを避けたいのか?
・今後の展開でどう使いたいのか?

知財の専門家として、僕たちは“取りたい人の味方”ではなく、
“事業を伸ばしたい人の味方”でありたいと思っています。


もし迷うことがあれば、「出す・出さない」の判断材料を一緒に整理することもできます。
気軽にご相談くださいね。

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