【製品リリースの落とし穴】“特許と商標”の出願タイミングに要注意
2026.01.19
こんにちは、弁理士の植田です。
新製品やサービスをリリースする際、広報・営業・在庫・配送など、
やることが山のようにありますよね。
その中で後回しにされがちなのが「知財の出願」です。
でも、出願のタイミングを間違えると取り返しがつかないことがあるんです。
今回は、製品リリースのときに特に注意したい
特許と商標の出願タイミングについてお話しします。
■なぜ「タイミング」が重要なのか?
知財の出願には、「早い者勝ち」や「公開前が原則」などのルールがあります。
つまり、
・出願が遅れると、権利が取れない
・せっかく作った製品名が他社に取られる可能性がある
ということです。
リリースしてから気づいても、時すでに遅し。
だからこそ、“出す前”に準備が必要なんです。
■特許出願のタイミング:公開前が鉄則
特許は、原則として「公開前」に出願しないと取得できません。
例えば:
・製品パンフレットやWEBで詳細を公開
・展示会に出展
・プレスリリースを出す
これらを出願より先に行うと、特許が取れなくなる可能性があるんです。
■ポイント
「出せるのはいつでも」ではなく
「出す前に出願」が基本です。
■商標出願のタイミング:使う前が理想
商標は、“使用していなくても”出願できる権利です。
新しい製品名・サービス名を考えたら、
できるだけ早く商標出願しておくことが重要。
なぜなら、
・思いついた名前がすでに他社の登録商標だった
・発表直後に第三者に先に出願された
というリスクが、実際に起きているからです。
■ポイント
「この名前でいこう」と思った時点で、
調査→出願までやっておくのが安心です。
■よくある落とし穴
・製品開発は進んでいるのに、知財が後回し
・発表・広報に全力で、出願のタイミングを逃す
・名前は社内で決めたままで、商標調査していない
リリース日が近づいてから慌てて相談が来るケースもありますが、
正直、できることは限られてしまうことが多いです。
■まとめ:知財の出願は“製品リリース準備”の一部
製品・サービスのリリースには、
・名前(=商標)
・技術(=特許)
・デザイン(=意匠)
といった知財の権利が絡みます。
出願タイミングを見誤ると、権利を逃すだけでなく、トラブルの火種にもなりかねません。
そのためにも、
・ 製品名が決まった段階で「商標調査」
・ 技術内容が固まった段階で「特許出願の検討」
・ 発表・公開前に「出願完了」
これが、知財の基本スケジュールです。
「製品リリースの準備に、知財が入ってなかった…」
という方は、ぜひ一度見直してみてくださいね。
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