【中小企業の知財ミス診断】あなたの会社はどのタイプ?
2026.01.20
こんにちは、弁理士の植田です。
中小企業やスタートアップの経営者の方とお話していると、
「知財は大事なのは分かってるんやけど、後回しで…」
「うちみたいな規模やと、そんなに関係ない気もして…」
という声をよく聞きます。
実際、知財を「うっかり」ミスしてしまう会社には、ある“傾向と対策”があるんです。
今回は、よくある中小企業の知財ミスをタイプ別に整理してみました。
あなたの会社はどのタイプか、ぜひチェックしてみてください。
■タイプ①「完全ノーマーク型」:そもそも意識してない
特徴:
・知財って言葉は聞いたことあるけど、具体的に何をすればいいか分からない
・商品名やロゴもそのまま使っている
・出願?調査?そんなことしたことない
よくあるリスク:
・名前を他社に取られてトラブルになる
・製品やサービスが真似されても、何も言えない
・権利化のチャンスを逃す
★まずは「商標」と「特許」の違いから理解を。
最低限、商品・サービス名の商標登録だけでもスタートを。
■タイプ②「名前は守ったけど安心型」:商標だけ取って満足
特徴:
・商品名やサービス名は商標登録している
・他の知財は手を付けていない
・特許や意匠のことはよく分からない
よくあるリスク:
・技術やデザインが真似されても無防備
・ブランドだけ守れて、中身が抜けている状態に
・商標以外の“権利の取りこぼし”が発生
★見た目(意匠)や仕組み(特許)もセットで考えると、守れる範囲が一気に広がります。
■タイプ③「一発狙い型」:特許だけ出して止まってる
特徴:
・とりあえず特許を出した
・それ以降、更新や活用はしていない
・知財は出すものであって、使うものという感覚が薄い
よくあるリスク:
・特許が“塩漬け状態”で費用倒れ
・市場と合っていない発明に出してしまっている
・商標や意匠を取りこぼしている
★知財は“出して終わり”ではなく“使って価値を出すもの”。
戦略とセットで考えると、投資効果が変わります。
■タイプ④「とりあえず型」:流されて出願したけど整理されていない
特徴:
・周囲に言われて、何となく出願した
・出した商標や特許が今の事業とズレている
・出願履歴が社内で把握されていない
よくあるリスク:
・せっかくの権利が使われていない
・商標の更新漏れ、特許の管理不備
・“知財コストが高いだけ”の状態に
★自社の知財を棚卸しし、戦略と照らし合わせるだけで、資産として再活用できるケースも多いです。
■まとめ:知財の“ミス”は避けられる!
知財の失敗は、気づいたときには手遅れ…というパターンもあります。
でも、今回のようにタイプごとの特徴と対策を知っておくだけでも、先手が打てるようになります。
「うちはノーマーク型かも…」
「昔とりあえず出したきりやな…」
そんな方は、まず一度「今ある知財」と「これから守りたいこと」を棚卸ししてみてください。
ご相談いただければ、現在地の診断から、最適な優先順位づけまでサポートいたします。
知財は“会社の見えない資産”。
守り方ひとつで、未来が変わります。
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