【勝手に使われた!?】SNS時代の“ゆるいブランド”に潜むリスク
2026.01.20
こんにちは。弁理士の植田です。
InstagramやX(旧Twitter)、YouTube、TikTokなど、
今や誰でも“ブランドっぽいもの”を作って発信できる時代になりました。
ハンドメイド作家の屋号、個人セラピストのサロン名、インフルエンサーのキャッチコピー、
オンライン講師の肩書きやセミナー名…
どれも、SNSを通じて“ブランドっぽく育っていく”ものです。
でも、それらが「ちゃんと守られているか?」となると、話は別。
今回は、そんな“ゆるいブランド”が抱える落とし穴についてお伝えします。
■「いつの間にか使われてた…」その理由は?
SNS発信を頑張っている方から、よくこんな声を聞きます。
・「自分が使っていた肩書きを、全然知らない人が使っている」
・「オリジナルで作ったロゴを、他のショップがアイコンにしてる」
・「セミナー名を検索したら、同じ名前でイベントやってる人がいた…」
なぜこんなことが起こるのか?
一言でいえば、“商標などの手続きをしていない”=権利で守られていないからです。
■SNS時代の「ゆるいブランド」は奪われやすい
たとえば…
・名前がオシャレで覚えやすい
・ハッシュタグが伸びている
・ロゴやデザインが魅力的
・商品・サービスが売れ始めている
こんな状態の「無防備なブランド」は、むしろ“真似されやすい”リスクが高まります。
悪気なく「いいなと思ったから使った」というケースもあれば、
意図的に真似て“似せたブランド”で活動する人も…。
どちらにしても、「後から困る」のは、本家であるあなた自身なんです。
■「使ってたのに、負ける」ってどういうこと?
ここで、よくある誤解がひとつ。
「自分の方が先に使ってたから、大丈夫でしょ?」
実はこれ、日本の商標制度では通用しないこともあるんです。
日本は「先願主義」の国。
つまり、「先に使ってた人」より、「先に出願して登録した人」が有利になる制度です。
だからこそ、あなたが頑張って育てたネーミングやロゴを、
他人が先に出願して登録してしまうと、
場合によっては「本家が使えなくなる」可能性すらあるんです。
■「ブランドを守る」は、もはや個人でも必要な時代
「そんな本格的なこと、法人じゃないと必要ないんじゃ…?」
と思っていませんか?
実は最近、個人事業主・副業クリエイター・フリーランスの商標出願が急増しています。
理由は明確です。
・SNSで活動していたら、思いがけずバズった
・サービス名でリピーターがついてきた
・屋号や肩書きで仕事の依頼が増えた
こんなときこそ、「ちゃんと守っておく」ことが必要になるんです。
■まとめ|“ゆるいブランド”こそ、守る準備を
SNS時代は、誰でも簡単に発信できる=誰でも簡単に真似される時代でもあります。
「うちはまだ小さいから」
「フォロワー少ないし…」
そんな方ほど、最初に仕込んでおくとトラブルを未然に防げるのが知財の力です。
あなたのブランド、
本当に“勝手に使われてもいい状態”になってませんか?
商標登録を含めた「名前・ロゴ・肩書き」の守り方、
気になる方は、気軽にご相談くださいね。
【ミライエ国際特許事務所】では、
個人事業主・フリーランスの商標登録もサポートしています。
お気軽にお問い合わせください。
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