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【出す前に必ずやるべき】特許出願チェックリスト5選

2026.01.28

こんにちは、弁理士の植田です。

特許出願は、ただ技術を書いて提出すれば終わりではありません。
「出したけど、意味がなかった」「あとで出し直しになった」なんて失敗は、事前のチェックで防げます。

今回は、特許出願前に必ず確認しておきたいチェックポイント5つをご紹介します。
技術者・開発担当者・経営者の方にも役立つ内容です。


■チェック①:技術の「新しさ」は本当にあるか?

特許は「新規性」が命
過去にどこかで公開されていた技術や、自社の過去製品と同じ内容では原則アウトです。

出願前には、最低限「簡易な特許調査」を行いましょう。
社内で公開済みの資料や、展示会で発表した内容が“自爆”になることも。

過去の公開実績がないか、必ず洗い出しを。


■チェック②:本当に“自社のアイデア”か?

意外と見落とされがちなのが、技術の帰属問題
共同開発や、業務委託、業者とのやり取りの中で生まれたアイデアは、誰の権利かが曖昧になりがちです。

出願後に「それ、うちも関わってたよね?」と揉めると、信頼関係やビジネスにも大きなダメージが。

発明者・共同出願の有無を事前に確認。


■チェック③:ビジネスとの“つながり”はあるか?

出願しても、それがビジネスの価値に直結しなければ意味がありません。
「何を守るか」ではなく、「何のために守るか」を意識することが重要です。

✔ 自社の強みに直結するか
✔ 模倣されたくない要素か
✔ 商品やサービスに活かせるか

出願の目的を明確に。戦略の一部として考える。


■チェック④:出すタイミングは適切か?

特許出願は、出した瞬間に「内容が公開される可能性」が出てきます。
競合にヒントを与えてしまう可能性も。

また、出願後は内容の大幅変更が難しいため、未完成な状態での出願はリスクになります。

開発の進捗やリリース時期と照らし合わせて調整を。


■チェック⑤:出願書類は“伝わる内容”になっているか?

技術に詳しい人ほど、専門用語や自社内の用語でまとめがち
ですが、特許庁の審査官にきちんと伝わらなければ、意味がありません。

また、ビジネスパートナーや投資家に見せることも想定すると、「誰が見てもわかる内容」がベストです。

第三者視点で文章を確認することが大事。


■まとめ:出す前の“ひと呼吸”が将来を変える

特許出願は、会社の技術やブランドを守る大切な一歩。
だからこそ、「急いで出す」より「正しく出す」ことが重要です。

・本当に新しいか?
・自社の権利になるか?
・ビジネスとつながるか?
・タイミングはベストか?
・わかりやすい書類になっているか?

この5つをチェックリストにして、出願前に一度立ち止まってみてください。

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