【ロゴ刷新で売上減】ブランディングと知財を分けて考えるリスク
2026.02.03
こんにちは、弁理士の植田です。
今日は、「ロゴを変えたら売上が落ちた…」という実例にもとづいて、ブランディングと知財を“分けて”考えてしまうことのリスクについてお話しします。
ロゴやネーミングの変更は、デザイン・広告・マーケティングの観点から行われることが多いですが、「商標登録」などの知財の視点を抜きにして進めると、大きな損失やトラブルにつながることもあります。
■ロゴを変えたら“売上が下がった”というリアル
ある中小企業では、ブランドイメージの刷新を狙って、長年使ってきたロゴマークを変更しました。
ところが、変更後しばらくしてから、次のような問題が出てきました。
・お客様から「別の会社かと思った」と言われる
・検索で見つけてもらえなくなった
・商標登録の更新が旧ロゴのままで、保護されていなかった
結果として、「せっかくのブランド資産」を自ら手放してしまった状態に。
ロゴを“ただの見た目”だと考えてしまうと、こういった見えにくい損失が生まれてしまうんです。
■知財の視点を持たずに変更すると起こること
ロゴやネーミングの刷新をブランディングだけの話にしてしまうと、次のようなリスクが発生します。
① 古いロゴを“他人に使われる”リスク
商標登録が残っていないと、他社に似たマークを使われる可能性も。
② 新しいロゴに“商標が取れない”ケースもある
せっかく刷新したロゴが、既存の登録商標とカブっていて登録できないことも。
③ ブランドの「認知」を一気にリセットしてしまう
SNSや広告、店舗サインなどすべてを変えないと一貫性が崩れ、信頼を失う恐れも。
■ブランディング×知財=“守れるブランド”に
ロゴやネーミングの変更は、ブランディングと知財の連携が大事です。
・デザインの検討段階で、商標登録の可能性もチェック
・旧ロゴの商標も、しばらくは併用して“つなぎ期間”を持つ
・デザイナーやコンサルとも「知財前提」での共有を
“見た目”と“法的保護”は切り離せないセットなんです。
■まとめ
ロゴやネーミングを変えるときは、
「カッコよくなるか」だけでなく、
「守れるか・伝わるか・つながるか」を一緒に考えていきましょう。
ブランディングと知財をセットで考えることで、“売れるブランド”を守り、育てる力になります。
ロゴ変更やブランド再構築を検討中の方は、知財の視点からのサポートもお気軽にご相談くださいね!
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