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【それ、ウチも真似できる?】“競合の特許”を合法的に読む視点

2026.02.04

こんにちは、弁理士の植田です。

競合他社の新商品やサービスを見て、
「これ、ウチでもできそうやな」
と思ったこと、ありませんか?

でもちょっと待ってください。
その技術、特許で守られてるかもしれません。

今回は「競合の特許を合法的に読む」ための視点と、
自社の開発にどう活かせるかについて、弁理士の立場から解説します。


■ 特許は「公開されている」けど、「自由に使える」とは限らない

特許の面白いところは、
技術内容が原則すべて公開されているという点です。

誰でも見ることができるのに、
一定の範囲は真似したらアウト(侵害)という不思議な制度なんです。

つまり、

・読むのは自由
・真似るのは要注意

というわけですね。


■合法的に“真似できるか”を見抜く3つの視点

① 特許の「権利範囲(請求項)」を確認

特許には必ず「請求項(クレーム)」という、
守られているポイントの文章があります。

これが「どこからどこまでがアウトか」の境界線。

これを読まずに
「全体が特許になってる」と思い込むのは危険です。

実際は、ちょっとした構成の違いで回避できる余地があることも。


② 特許の「ステータス(権利の有効性)」を確認

公開されていても、

・拒絶された
・取り下げられた
・登録後に期限が切れた

といったケースもあります。

つまり、形だけはあるけど中身は無効という特許もあるんです。

特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)などで、
“現在有効かどうか”をチェックすることが大切です。


③ 技術の“代替案”を考える視点を持つ

特許を読んで「これは使えないな」と思っても終わりではありません。

むしろ、

・どうすれば侵害せずに似た効果を出せるか
・競合より“違う工夫”で差別化できるか

を考える材料として使うのが、知財リテラシーの高い企業の特徴です。

特許は「壁」であると同時に、「ヒント」でもあります。


■まとめ:特許は“見るだけ”で終わらせない

・競合の特許は“合法的に読む”ことができる
・重要なのは「どこまでがアウトか」を見抜く視点
・回避案や改良案を考えるヒントに活かせると強い

「ウチも同じことしたいけど、特許、大丈夫かな?」

そんなときは、プロの目でチェックするのが確実です。

モヤモヤする前に、いつでもご相談くださいね!


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