【業種別解説】美容・飲食・教育…よくある商標ミスとその防ぎ方
2026.02.05
こんにちは、弁理士の植田です。
日々さまざまな業種の方から商標相談をいただいている中で、
「よくあるミスには業種ごとの傾向がある」と強く感じています。
この記事では、美容・飲食・教育業界で起こりがちな商標の失敗例と、
それを未然に防ぐポイントを解説します。
◆ 美容業界の商標ミス:「店舗名が守れていない」
美容室やエステサロン、ネイルサロンでは「店舗名」を看板として使っていることが多くあります。
しかし、次のようなケースが多く見られます。
・SNSや予約サイトで名前を使っているのに商標未登録
・他地域で同じ名前の店舗がすでに登録済みだった
・ロゴだけ先に作って、名前がよくあるワードだった
📌 防ぐ方法:
商標調査をして、その名前が他で登録されていないか確認することが第一歩。
地域密着でも「全国的な登録」が商標では重要です。
◆ 飲食業界の商標ミス:「メニュー名を取られていた」
飲食店では、オリジナルの看板メニューが人気になることがあります。
ところが…
・ヒットメニューの名前を他社に商標登録されてしまった
・店名と同じ名前の商品が通販サイトで先に出ていた
・コラボ商品で使った名前をそのまま放置
📌 防ぐ方法:
店名やメニュー名がオリジナルであれば、早めに商標出願しておくのが鉄則。
商品展開の予定があるなら、事業開始前のネーミング段階で相談を。
◆ 教育・スクール業界の商標ミス:「講座名を真似された」
オンラインスクールや学習塾、講座ビジネスでは「コース名」や「ブランド名」が命。
でも…
・オリジナル講座名を模倣されて受講者が混乱
・他社が似た名前で商標登録し、使えなくなった
・登録はしていたけど実際に使っていなかったので取消された
📌 防ぐ方法:
講座名やサービス名はネーミングと同時に出願をセットで考える。
また、しっかり使って証拠を残すことも大切です。
■最後に:「業界の慣習」より「商標のルール」
業界内では当たり前のように使っている名前でも、
商標の世界では「早い者勝ち」や「使っていないと取り消される」という独自ルールがあります。
自分の業種におけるリスクポイントを知っておくだけで、
ブランドをしっかり守ることができます。
商標は、「知らなかった」では済まされない世界です。
商標をうまく活用すれば、ビジネスの信用と価値を大きく高めることができます。
「うちは大丈夫?」と少しでも不安に思った方は、早めに専門家に相談してみてください。
ブランドは、守ってこそ育ちます。
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