【マーケ担当にも知ってほしい】商標とブランディングの“交差点”
2026.02.14
こんにちは、弁理士の植田です。
マーケティングと知財。
一見、別の世界の話に思えるかもしれません。
でも実は――
ブランドづくりのど真ん中に“商標”があります。
今日は、マーケ担当の方にこそ知ってほしい
「商標とブランディングの交差点」についてお話します。
①ブランドは“世界観”だけでは守れない
マーケティングでは、
・ネーミング
・ロゴ
・タグライン
・ハッシュタグ
・キャンペーン名
こうした要素を組み合わせて、
ブランドの世界観をつくります。
しかし、
世界観は作るだけでは守れません。
せっかく育てた名前が、
・他社に先に登録されていた
・後から似た名前を使われた
・商標トラブルで変更を余儀なくされた
というケースは、決して珍しくありません。
ブランディングは「感性の仕事」。
商標は「法的な守り」。
この2つが交差する地点こそが、
ブランドの安全地帯です。
② ネーミング会議の前に“商標視点”を
よくある流れはこうです。
1.ネーミング案を複数出す
2.社内投票で決める
3.ロゴ制作へ進む
4.リリース直前に商標チェック
そして――
「登録できません」と判明。
この順番は危険です。
本来は、
ネーミング案を出した段階で簡易チェック
が理想。
マーケ担当が商標の基本を知っているだけで、
リスクは大きく減らせます。
③ 商標は“攻めのマーケ武器”にもなる
商標は守りだけではありません。
✔ ブランド名を独占できる
✔ 競合の便乗を防げる
✔ 価格競争を回避しやすい
✔ 投資家への信頼材料になる
「登録商標」という事実は、
ブランドの“覚悟”の証明にもなります。
長く育てるブランドほど、
商標はマーケ戦略の土台になります。
④ SNS時代はスピード勝負
今は、バズってから出願では遅いこともあります。
・ハッシュタグが広まる
・フォロワーが急増
・メディア掲載
その瞬間、
第三者に先に出願されるリスクもゼロではありません。
ブランドが育ち始めたら、
商標も同時に育てる。
これが新常識です。
⑤ マーケと知財は対立しない
「知財はブレーキ役」
そんな印象を持たれることもあります。
でも本当は逆です。
商標があるから、
安心して攻められる。
法的な裏付けがあるから、
大胆なプロモーションもできる。
マーケティングと知財は、
アクセルとシートベルトの関係。
どちらも欠けると危険です。
■まとめ:ブランドを“作る人”と“守る人”を分けない
これからの時代は、
✔ マーケ担当が商標を知る
✔ 経営者がブランドを理解する
✔ 弁理士がマーケ視点を持つ
この連携が重要になります。
ブランディングの成功は、
感性と戦略の両輪。
そしてその交差点にあるのが、
商標です。
「この名前、使って大丈夫?」
そんな段階でも構いません。
ネーミング検討中のご相談も歓迎しています。
ブランドを育てるなら、
守り方までセットで考えましょう。
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