【ブランド価値を守るには?】“差別化”できる商標活用の方法
2026.02.17
こんにちは、弁理士の植田です。
「うちは価格で勝負してるから…」
「まだ小さい会社ですし…」
そんな声をよく聞きます。
でも実は、
価格競争から抜け出す第一歩は
“商標の使い方”にあることが多いんです。
商標は単なる“名前の登録”ではありません。
うまく活用すれば、差別化の武器になります。
今日はその考え方をお伝えします。
■商標は“守り”だけじゃない
多くの経営者が思っているのは、
・他社に取られないため
・トラブル防止のため
・ブランド名を守るため
つまり「守り」の発想。
もちろんそれも大事です。
でも本当の価値は、
「うちはこれで行く」という宣言になること。
商標登録は、
“自社のポジションを明確にする行為”でもあります。
■差別化できる商標活用①
名前を“資産”として設計する
よくあるのが、
・地域名+業種名
・説明的すぎるネーミング
・誰でも使えそうな言葉
これでは差別化になりません。
商標として強いのは、
・覚えやすい
・独自性がある
・ストーリーを乗せられる
名前。
差別化は、
“作った瞬間”から始まっています。
■差別化できる商標活用②
ロゴと文字をセットで守る
文字商標だけでなく、
・ロゴ
・シンボルマーク
・サービス名
を組み合わせて守ることで、
ブランドの世界観をブロックできます。
たとえば、
ロゴを見ただけで
「あの会社や」と分かる状態。
これは価格競争を超えた世界です。
差別化できる商標活用③
営業ツールとして使う
商標登録は、
✔ Webサイトに掲載
✔ 名刺に表示
✔ 提案資料に記載
できます。
「登録済」という事実は、
・信頼性
・本気度
・継続意思
のアピールになります。
特にBtoBでは、
地味に効きます。
差別化できる商標活用④
展開戦略とセットで考える
将来、
・フランチャイズ展開
・ライセンス提供
・海外展開
を考えるなら、
商標は“前提条件”。
登録されていないブランドは、
他人に使わせることも難しい。
商標があるからこそ、
ブランドは“広げられる”。
■商標がある会社とない会社の違い
売上が伸び始めたとき、
差が出ます。
登録している会社は、
・模倣に対応できる
・価格を守れる
・ブランドを育てられる
登録していない会社は、
・名前を変える
・争えない
・価格競争に戻る
どちらが経営に効くかは、明らかです。
■まとめ
商標は、
単なる“法的手続き”ではありません。
✔ ブランドの軸を決める
✔ 差別化を固定する
✔ 信頼を可視化する
✔ 将来の展開を可能にする
価格で勝負しないために、
まず守るべきは“名前”。
ブランド価値を育てる第一歩として、
商標をどう使うか。
一度、自社のブランドを
“資産”の視点で見直してみませんか?
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