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【売れ筋サービス名の作り方】商標×SEOで考えるネーミング設計

2026.02.20

こんにちは、弁理士の植田です。

新サービスを立ち上げるとき、必ず出てくる悩み。

「名前、どうします?」

ここでなんとなく決めてしまう会社と、
戦略的に設計する会社では、数年後に大きな差が出ます。

今日は、

商標 × SEO

この2つの視点から、
“売れ筋サービス名”の作り方を解説します。


■なぜネーミングが売上を左右するのか?

サービス名は、単なるラベルではありません。

・検索される言葉
・覚えてもらう言葉
・信頼をつくる言葉

つまり、営業マンです。

特に今は、ほとんどの顧客がまず検索します。

検索されない名前は、存在しないのと同じ。

でも一方で、検索に強い名前が
商標登録できない名前だったらどうなるか?

頑張って売ったあとで、使えなくなる。

これは本当に多い失敗です。

だからこそ、
商標とSEOはセットで考える。

ここが今日のポイントです。


①SEOだけで考えると危険な理由

よくあるパターンがこれです。

「キーワードをそのまま入れた方が検索に強いですよね?」

たとえば、

・オンライン英会話スクール
・AI契約書チェック
・格安ホームページ制作

たしかに検索には強い。

でも、これらは基本的に商標登録が難しいです。

なぜか?

サービスの内容をそのまま説明している
“普通名称”や“説明的表示”だからです。

商標は、
「誰のサービスかを示す名前」
でないと登録できません。

SEOだけで決めると、
守れないブランドになる可能性が高いんです。


② 商標だけで考えても失敗する

逆に、こういうケースもあります。

・造語
・英語のかっこいい単語
・意味がよく分からない横文字

商標的には強い。

でも、
検索されない。
覚えられない。
何のサービスか分からない。

結果、広告費がかさみます。

特にスタートアップは、
無駄打ちしている余裕はありませんよね。


③ 売れ筋ネーミングの設計方法

では、どう考えるのか。

僕がおすすめしているのは、
次の3ステップです。


ステップ1:検索ワードを洗い出す

まずは、
お客さんが実際に検索しそうな言葉をリストアップ。

・悩み系ワード
・業界キーワード
・地域名
・価格帯

ここは徹底的に考えます。

経営者の感覚ではなく、
顧客の頭の中で考える。


ステップ2:キーワード+識別力を足す

次に、
そのキーワードに“識別力”を加えます。

例えば、
「AI契約書チェック」だけでは弱い。

そこに、

・独自の造語
・特徴を表す短い言葉
・ブランドコアワード

を組み合わせる。

完全な説明名称にしない。

ここが腕の見せ所です。


ステップ3:商標調査を必ず入れる

最後に絶対やるべきこと。

商標調査。

ここを飛ばして走り出す会社が本当に多い。

ロゴも作った。
サイトも作った。
広告も回した。

そのあとで、

「登録できません。」

これは地獄です。

だから、
ネーミング設計の段階で調査を入れる。

これが経営判断です。


■強いサービス名の特徴

これまで多くのスタートアップを見てきて、
売れている名前には共通点があります。

・短い
・言いやすい
・意味が連想できる
・でも完全な説明名称ではない
・商標が押さえられている

つまり、
検索にも引っかかるし、守れる。

このバランスです。


■海外展開を考えるなら、さらに一段上

もし将来、
中国・ベトナム・タイなど海外展開を考えているなら、

・英語圏での意味
・現地語での発音
・海外商標の空き状況

も初期段階で検討した方がいいです。

日本でいけても、
海外で先に取られているケースは普通にあります。

ネーミングは国内だけの問題ではありません。


とめ:名前は“作品”ではなく“戦略”

サービス名はセンスではありません。

戦略です。

SEOだけでもダメ。
商標だけでもダメ。

両方を設計して初めて、
“売れ筋ブランド”になります。

これからサービスを立ち上げる方は、

・検索ワードの洗い出し
・識別力の付加
・商標調査

この3つを必ずセットで考えてください。

後から修正するのは、本当に高くつきます。

ネーミング段階から戦略的に設計したい方は、
お気軽にご相談ください。

岸和田出身の弁理士が、
売れる名前を一緒に考えます。

守りながら、攻める。

それが、中小企業の勝ち方です。

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