【副業の名前トラブル】サービス名・肩書きの“商標落とし穴”とは?
2026.02.24
こんにちは、弁理士の植田です。
今日は、ここ数年で急増しているテーマです。
【副業の名前トラブル】サービス名・肩書きの“商標落とし穴”とは?
副業ブームの中で、
・オンライン講座
・コンサルサービス
・コーチング
・サロン運営
を始める方が増えています。
でも実は――
副業こそ、商標トラブルが起きやすい。
今日はその理由と、気をつけるべきポイントを解説します。
■よくある副業トラブル①「知らずに他人の商標を使っていた」
副業でよくあるのが、
「〇〇アカデミー」
「〇〇コーチ」
「〇〇メソッド」
「〇〇診断士」
などのネーミング。
響きもいいし、分かりやすい。
でも、
すでに誰かが商標登録しているケースが少なくありません。
特に、
・オンラインビジネス系
・自己啓発系
・資格ビジネス系
は出願が多い分野です。
気づかずに使っていて、
「商標権侵害です。使用をやめてください」
と連絡が来る。
これは本当にあります。
■よくある副業トラブル② 肩書きがアウト
もう一つ多いのが“肩書き”。
例えば、
・〇〇コンサルタント
・〇〇プロデューサー
・〇〇アドバイザー
一見、問題なさそうですよね。
でも、
特定の名称が登録商標になっている場合があります。
しかも厄介なのが、
「自分の屋号ではなく、肩書きだから大丈夫」
と思っているケース。
商標は、
サービス名だけでなく
肩書き的な使い方でも問題になることがあります。
■よくある副業トラブル③ コミュニティ名・講座名
副業で増えているのが、
・オンラインサロン名
・講座プログラム名
・独自メソッド名
これらも立派な商標の対象です。
ヒットしてから問題になるケースが一番つらい。
・LPを作った
・SNSで発信している
・受講生が増えてきた
そのタイミングで警告が来る。
ブランド変更はダメージが大きいです。
■なぜ副業はトラブルになりやすいのか?
理由はシンプルです。
・参入障壁が低い
・誰でもすぐ始められる
・事前調査をしていない
本業と違って、
「とりあえず始めてみる」
というケースが多い。
でも、ビジネスである以上、
規模が小さくても商標の世界は同じです。
■副業を始める前にやるべき3つ
最低限、ここはチェックしてください。
① その名前がすでに登録されていないか
② 同じ業界で使われていないか
③ 将来的に本業化する可能性はないか
特に③。
副業が軌道に乗って、
法人化するケースも珍しくありません。
そのときに、
名前を変えないといけない。
これは機会損失です。
■「副業だから大丈夫」は危険
月数万円の売上でも、
商標権侵害は成立します。
相手が大手であれば、
対応も本格的になります。
逆に言えば、
きちんと設計すれば、
副業でも“守れるブランド”にできます。
■守る側に回るという選択
副業が本気なら、
・名前を調査する
・必要なら商標出願する
・将来展開を見据える
ここまでやると、一段ステージが上がります。
なんとなくの副業から、戦略的な事業へ。
実は、商標を取っている副業プレイヤーは、
本気度が違います。
まとめ
副業の名前トラブルは増えています。
特に注意すべきは、
・サービス名
・肩書き
・講座名・メソッド名
「知らなかった」では済まないのが商標の世界です。
でも、
始める前に少しチェックするだけで、
ほとんどのリスクは防げます。
副業を本気で育てたい方。
これから名前を決める方。
一度、立ち止まって確認してみてください。
守りながら攻める。
副業でも、ブランド戦略は重要です。
気になる方は、お気軽にご相談ください。
📝 ご相談・お問い合わせはこちらからどうぞ!
※メールにて24時間受付可能
📌 YouTubeサブチャンネル開設!(1日おきに配信 140本)
「小さな会社のための知財戦略」をテーマに、わかりやすく解説しています
知財に関する知識が決めます。ラジオ風音声のみ
▶︎ チャンネルを見る
📌 ミライエ国際特許事務所の公式YouTubeチャンネル(230本)
事務所紹介や知財に関する最新情報を配信中
▶︎ 公式チャンネルはこちら
📌 ミライエの公式Instagramでも日々の活動を発信中!(投稿数238、フォロワー数509)
▶︎ Instagramを見る
📌 ビジネスモデル特許に関する電子書籍を発売中!
知財の視点からビジネスモデルをどう守るか、具体的に解説しています。
▶︎ 電子書籍を見る