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「これ、特許いけますか?」現場改善アイデアの見極め方

2026.02.27

こんにちは、弁理士の植田です。

建築・電気工事・設備系のひとり親方さんから、よく聞かれる質問。

「これ、特許いけますか?」

今日は、その見極め方を分かりやすくお伝えします。


■まず大前提:全部が特許になるわけではない

正直に言います。
全部が特許になるわけではありません。

でも、
“思っているより多く”が可能性あります。

問題は、
判断基準を知らないこと。


■ポイント① 新しさがあるか?

特許で一番大事なのは「新規性」。

すでに世の中に知られているものは難しい。

でも、
・今までになかった組み合わせ
・形状の工夫
・工程の改善

これでも可能性はあります。

自分の中では当たり前でも、
業界全体では新しいことも多いです。


■ポイント② 技術的な工夫があるか?

単なる気合いや熟練技ではなく、
「構造」や「仕組み」に工夫があるか。

例えば、
・部材の形状を変えた
・固定方法を改良した
・安全性を高める仕組みを作った

これは立派な検討対象です。


■ポイント③ 具体的に説明できるか?

「なんとなく効率上がった」
では弱い。

でも、
・作業時間が30%短縮
・工具の破損率が減少
・事故リスクが下がった

こういう説明ができると強い。

特許は“アイデア”ではなく
“技術の説明書”です。


■公開前が勝負

ここが超重要。

元請けに話す前。
展示会に出す前。
SNSに載せる前。

出願前に公開すると、
特許が取れなくなることがあります。

順番、間違えないでください。


■迷ったら相談でOK

「これ、特許いけますか?」

この一言で大丈夫です。

・特許向きか
・実用新案がいいか
・契約で守るべきか

一緒に整理できます。


■まとめ

現場改善アイデアは、
ひとり親方の武器です。

でも守らなければ、
真似されて終わる。

判断基準を知っているかどうかで、
未来は変わります。

「これ誰かに取られたら嫌やな」

そう思ったら、
それは守る価値があるかもしれません。

技術を資産に。

ひとり親方の挑戦を、
知財で支えます。

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