工具の改良も特許になる?建築・電気工事の“現場発明”の守り方
2026.02.28
こんにちは、弁理士の植田です。
建築・電気工事のひとり親方さんから、よく言われます。
「こんなん特許になるわけないですよね?」
いやいや。
意外と、なることあります。
■現場には発明が転がっている
例えば、
・ドライバーの滑り止めを工夫
・配線を通しやすい補助具
・持ち運びしやすい工具ケース
・固定方法の改良
これ、全部“検討対象”です。
発明は研究室だけで生まれるものではありません。
現場での不便を解決する工夫こそ、
価値があります。
■ポイントは「構造」や「仕組み」
特許になるかどうかは、
単なるアイデアか
技術的な構造か
が分かれ目です。
例えば、
「滑りにくいように工夫した」
では弱い。
でも、
「表面に特定の凹凸構造を設けた」
なら、技術です。
具体性がカギになります。
■実用新案という選択肢
建築・電気工事の分野では、
実用新案が向いていることも多いです。
・比較的スピーディー
・構造中心の保護
・コストも抑えめ
工具や部材の改良は、相性が良い分野です。
■一番大事なのは“公開前”
元請けに説明する前。
展示会に出す前。
SNSに載せる前。
ここで出願していないと、
特許が難しくなる可能性があります。
順番が重要です。
■技術を武器にするか、ただの工夫で終わらせるか
ひとり親方にとって、
技術は最大の武器です。
でも守らなければ、
真似されるだけ。
特許があると、
・交渉力が上がる
・法人化のときに評価される
・補助金活用にもつながる
可能性が広がります。
■まとめ
工具の改良も、現場の工夫も、
条件が揃えば特許や実用新案になります。
「これいけますか?」
その一言で十分です。
現場発明を、きちんと資産にする。
ひとり親方の挑戦を、
知財で支える。
それが、私の役目です。
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