【EC事業者向け】商品名が一般名詞でも戦える“商標ネーミング”の作り方
2026.03.03
こんにちは、弁理士の植田です。
Amazon、楽天、自社EC。
商品名、どう決めていますか?
よくあるのがこれ。
「分かりやすい方がいいですよね?」
確かに大事です。
でも――
一般名詞そのままでは、守れません。
今日は、EC事業者向けに
“検索に強く、かつ守れる”ネーミングの考え方をお伝えします。
■一般名詞は基本的に登録できない
例えば、
「高性能マスク」
「速乾タオル」
「多機能リュック」
これ、説明ですよね。
説明的な言葉は、
原則、商標登録が難しい。
つまり、
誰でも使える。
価格競争に巻き込まれやすい。
■戦えるネーミングの基本構造
おすすめは、
①ブランド名+②商品説明
例えば、
「MIRAI 高性能マスク」
「LUMIX 速乾タオル」
この形なら、
①のブランド部分を商標登録できる可能性がある。
検索ワードも拾える。
守りながら攻められる設計です。
■造語は強い
完全な造語は、強いです。
・意味がない
・他人が使っていない
・識別力がある
ただし、
検索性が弱くなる場合もある。
だからこそ、
造語+説明ワードの組み合わせが有効。
■SEOと商標は両立できる
よく言われます。
「SEO考えると一般名詞入れたいんです」
問題ありません。
説明ワードは、
タイトルやサブタイトルでカバーできます。
大事なのは、
“ブランド部分”を作ること。
それが、
価格競争から抜ける鍵になります。
■ありがちな失敗
✔ 他社の登録商標を知らずに使う
✔ 海外ブランド名をそのまま使う
✔ 略称が有名商標と被る
ECはスピード勝負ですが、
商標トラブルはアカウント停止にもつながります。
リスクは事前に潰す。
■まとめ
一般名詞だけでは、守れない。
でも、
・ブランド名を設計する
・造語を活用する
・説明ワードと組み合わせる
これで、
“検索に強く、守れる”名前が作れます。
EC事業者こそ、商標戦略が重要。
売れた後に慌てないために。
商品名を決める前に、
一度立ち止まって設計してみてください。
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