【共同開発】特許の出願人で揉めないための“最初の一枚メモ”
2026.03.08
こんにちは、弁理士の植田です。
企業同士の共同開発や、
大学・スタートアップとの連携。
最近かなり増えています。
ただ、そのときに
意外と多いトラブルがあります。
それが
「特許の出願人を誰にするか」問題。
開発が順調なときは問題にならないのですが、
技術が形になり、ビジネスの匂いがしてくると
急に揉め始める。
今日は、そうならないために
最初に作っておくといい“1枚メモ”の話をします。
■なぜ出願人で揉めるのか
共同開発では、
・A社の技術
・B社のノウハウ
・外部エンジニア
などが混ざることが多いです。
すると、
「この発明は誰のもの?」
という問題が出てきます。
しかも、
特許は
出願人=権利者
になるため、ビジネス上の影響が大きい。
だからこそ揉めやすいのです。
■契約書だけでは足りない
共同開発契約を結んでいる場合でも、
実は
特許の扱いが曖昧
というケースがあります。
例えば、
・成果物は共有とする
・知的財産は協議する
といった表現。
これでは、
実際に特許が出てきたときに
解釈が分かれます。
■“最初の一枚メモ”で決めること
おすすめなのが、
シンプルな1枚メモを作ることです。
内容は難しくありません。
例えば、
・出願人は誰にするか
・単独出願か共同出願か
・費用は誰が負担するか
・実施権はどうするか
こういったことを
簡単に整理しておくだけでも、
後のトラブルをかなり防げます。
■技術開発はスピード勝負
スタートアップや研究開発では、
とにかくスピードが重要です。
しかし、特許の話になると
「後で決めましょう」
となりがち。
これが一番危ない。
技術が成功してからだと、
利害が大きくなりすぎます。
■まとめ
共同開発で大事なのは、
成功する前にルールを決めること。
・出願人
・費用負担
・権利の扱い
これを
“最初の一枚メモ”
として整理しておくだけでも、
トラブルはかなり減ります。
技術を守るためには、
法律だけでなく
最初の合意づくりも重要です。
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