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【個人事業主の盲点】ロゴを作ったのに守れていない会社が多い理由

2026.03.16

こんにちは、弁理士の植田です。

最近、個人事業主の方からよく相談を受けます。

「ロゴはもう作ってあります」

デザイナーに依頼したり、
Canvaなどで自分で作ったり。

最近はロゴを作るハードルも下がりました。

ただ、ここでよくあるのが
ロゴを作っただけで安心しているケース。

実は、ロゴを作ることと、
ロゴを守ることは別の話です。

今日は、
ロゴを作ったのに守れていない会社が多い理由をお話しします。


■ロゴは“自動的に守られる”わけではない

ロゴを作ると、
「これでブランドが完成」
という気持ちになります。

しかし、ロゴは作っただけでは
自動的に守られるわけではありません。

例えば、
他社が似たロゴを使っても、
必ずしも止められるとは限らないのです。

ブランドとして守るためには、
権利化(商標登録など)
を考える必要があります。


■商標登録をしていない

ロゴを守る代表的な方法が
商標登録です。

商標登録をすると、
そのロゴを特定のビジネス分野で
独占的に使えるようになります。

逆に言うと、
商標登録していない場合は、
他社が似たロゴを使っても
止めにくいことがあります。

特に最近は、
SNSやECなどで
ブランドが広がるスピードが速いので、
ロゴの保護も重要になっています。


■ロゴの権利がデザイナーに残っている

もう一つ意外と多いのが、
デザイナーとの権利関係の問題です。

例えば、
ロゴ制作を依頼した場合でも、
契約によっては
・著作権がデザイナーに残る
・使用範囲が限定される
ということがあります。

つまり、
ロゴをお金を払って作っても
権利が完全に移っていない
ケースもあるのです。


■ロゴだけ守っても足りないこともある

ブランドでは、ロゴだけでなく
・ブランド名
・商品名
・サービス名
なども重要です。

実務では、
ロゴよりも文字のブランド名が重要
なケースも多いです。

例えば、
SNSで検索されるのは
ロゴではなく
文字の名前だからです。

そのため、ロゴと名前を
セットで守る戦略が重要になります。


■ブランドは資産になる

個人事業主でも、
ブランドが育つと
・リピート
・紹介
・信頼
につながります。

そのときに、
ロゴや名前は
事業の資産になります。

だからこそ、
作るだけでなく
守る視点も持っておくことが大切です。


■まとめ

ロゴを作ったのに守れていない会社が多い理由は、

・商標登録をしていない
・デザイナーとの権利整理が不十分
・ロゴだけでブランドを守ろうとしている

といった点にあります。

ロゴは、
作ることがゴールではなく、ブランドのスタート。

守る仕組みも一緒に考えることで、
長く安心して使えるブランドになります。

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