【起業家のための実務】サービス開始前に最低限そろえたい知財まわりの準備
2026.03.24
こんにちは、弁理士の植田です。
起業前後でバタバタしていると、
・サービス設計
・集客
・営業
に意識がいきがちですが、
知財まわりは“後回しにすると取り返しがつかない”分野です。
とはいえ、
「全部やるのは無理…」
というのが本音だと思います。
そこで今回は、
最低限これだけは押さえておきたいポイントを整理します。
① サービス名の商標チェック(最優先)
まず最初にやるべきは、
サービス名が使えるかの確認です。
これをやらずに進めると、
・ローンチ後に名前変更
・ロゴ・サイト・SNSの作り直し
といった致命的な事態になります。
ポイントは、
完全一致ではなく“似ているか”まで見ること。
② 商標出願の検討(できれば開始前)
名前を継続して使う予定なら、
早めの出願がベストです。
理由はシンプルで、
先に出した人が勝つ世界だから。
特に、
・サービス名
・ブランド名
は、早めに押さえておくと安心です。
③ ドメイン・SNSアカウントの確保
意外と忘れがちですが、
・ドメイン
・SNSアカウント
もセットで押さえておくべきです。
せっかく良い名前でも、
・ドメインが取られている
・SNSで別人が使っている
と、ブランド構築に支障が出ます。
④ ロゴ・デザインの権利整理
ロゴを作る場合は、
・誰が作ったか
・権利は誰にあるか
を明確にしておく必要があります。
外注の場合は特に、
契約で権利を自社に帰属させることが重要です。
⑤ 外注・共同開発の契約
開発や制作を外注する場合、
・成果物の権利
・二次利用の可否
などを整理しておかないと、
後でトラブルになります。
「信頼関係があるから大丈夫」は危険です。
⑥ 公開タイミングのコントロール
最後に重要なのが、
“いつ公開するか”です。
特に特許を検討している場合、
公開してしまうと
出願できなくなる可能性があります。
・先に出願する
・NDAを使う
などの調整が必要です。
■まとめ
起業時に最低限やっておきたいのは、
・名前のチェック
・商標出願
・ドメイン・SNS確保
・ロゴの権利整理
・契約の整備
・公開タイミングの管理
この6つです。
全部を完璧にやる必要はありませんが、
“何もやっていない状態”だけは避けたいところ。
スタートダッシュで差がつくポイントです。
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