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【中小企業の海外進出】英語名だけ決めて満足すると危ない理由

2026.03.24

こんにちは、弁理士の植田です。

海外展開を考えるとき、
多くの企業がまずやるのが
英語名(ブランド名)を決めることです。

もちろん大事なのですが、
実はここに大きな落とし穴があります。

それが、
「英語名だけ決めて安心してしまう」こと。

今回はそのリスクと対策を解説します。


■英語名=そのまま使えるとは限らない

まず前提として、
英語名を決めたからといって、
そのまま各国で使えるとは限りません。

・すでに商標登録されている
・似た名前が存在する

こういったケースは非常に多いです。


■国ごとに“ルールが違う”

さらに重要なのが、
国ごとに制度が違うという点です。

例えば、
・先に出した者が強い国
・先に使った者が有利な国
など、ルールが異なります。

日本と同じ感覚で考えると、
痛い目を見ることがあります。


■現地語表記の問題

もう一つ見落とされがちなのが、
現地語(中国語・タイ語など)です。

例えば、
・中国語の当て字
・現地での呼ばれ方

これを放置すると、
第三者に先取りされるリスクがあります。

結果として、
・自社で使えない
・偽物が出回る
といった問題につながります。


■ドメイン・SNSも海外で競争

海外展開では、
・.comドメイン
・各国SNS
も競争になります。

英語名を決めただけでは、
オンライン上のブランド確保は不十分です。


■実務的な進め方

現実的には、
以下の流れで考えるのがおすすめです。

・英語名の候補を複数用意
・各国で商標チェック
・主要国から出願
・現地語も検討

このあたりをセットで進めることで、
リスクを大きく下げることができます。


■まとめ

海外展開では、
・英語名を決めるだけでは不十分
・各国での権利確保が必要
・現地語対応も重要
という点がポイントです。

特に中小企業の場合、
一度トラブルになると
リカバリーが難しいです。

だからこそ、
“売る前に守る”視点を持っておきたいですね。

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