【なぜあの名前が覚えられる?】ヒットブランドに学ぶネーミングの裏技
2025.07.04
こんにちは、弁理士の植田です。
今日は、「ネーミング」についてお話しします。
商品やサービスの“名前”って、実はめっちゃ大事。
パッと覚えられて、なんか印象に残る。
そんなネーミングには、ちゃんと“裏技”があるんです。
■ なぜあのブランドは“忘れられない”?
ヒット商品や話題のサービスって、
なぜか名前を聞いただけでイメージが湧きますよね。
たとえば…
・「ほっともっと」= あったかいお弁当
・「ココイチ」= カレーの代名詞
・「BASE」「STORES」= ネットショップっぽい響き
・「メルカリ」= 売ったり買ったりが簡単そう
これ、全部“仕掛け”があるんです。
● ネーミングに効く「5つの裏技」
① 語感のインパクト
語尾が「ッ」「ン」で終わると、耳に残る(例:メルペイ、ミンネ)
② 意味+印象のバランス
「BASE」は“土台”の意味+シンプルな響き
「クラシル」は“暮らし+レシピ”の造語
③ カタカナ化で汎用性UP
日本語ワードでもカタカナにすると“ブランドっぽさ”が出る(例:ドコモ、クックパッド)
④ ひらがなで親しみやすく
「すらら」「ゆめぴりか」など、やさしさ・柔らかさを演出できる
⑤ “語呂”や“リズム”の力を使う
たとえば「ガリガリ君」や「チョコモナカジャンボ」などは、リズムがクセになります
●ネーミングは“商標”とセットで考える
ただし注意点がひとつ。
いい名前が思いついても、
「商標登録されているか」を調べずに使うのは、リスクが高いです。
実際に、せっかく立ち上げたブランドが
「商標が他社とバッティングしていた」ために
名前を変えざるを得なかったケースも多いです。
●まとめ:「覚えられる名前は、戦略で作れる」
ネーミングはセンスだけでなく、戦略と工夫で作れます。
そして、その名前を“資産”として守るためには、商標登録が欠かせません。
📌「名前を考えたけど、登録できるか不安…」
📌「うちのサービス名、他社に取られてないか調べたい」
という方は、気軽にご相談ください。
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